会社や親戚、友達にお中元を頂いた時、礼状でお礼を伝えるのが一般的ですが、メールを使うのも一つの方法です。ただ、メールとなると何を書けば良いのか迷うもの。今回は、メールで失礼なく感謝を伝える方法をご紹介します。これを参考に、感謝の伝わるメールを送ってくださいね。

お中元のお礼メールの書き方は?

①すぐにお礼を伝える

お中元のお礼をメールで!失礼なく感謝が伝わる書き方と文例7つ!
(画像=『BELCY』より引用)

お中元を頂いたら、すぐにお礼を伝えましょう。ビジネスでも知人宛てでも、封書・はがき・電話の順に礼儀正しいお礼の伝え方とされていますが、メールで連絡をしても失礼には当たりません。メールはすぐに感謝の気持ちを伝えられる上、相手の都合に合わせられるという意味でも良い方法と言えます。

②お中元をもらった相手によって書き分ける

お中元のお礼をメールで!失礼なく感謝が伝わる書き方と文例7つ!
(画像=『BELCY』より引用)

会話をする時のように、お礼を伝える相手が会社の取引先なのか、会社の上司なのか、友達なのか、親戚なのかによって言葉遣いや表現を変えましょう。例えば、自分よりも目上の方に砕けた表現を使ったメールを送ると、失礼に当たります。特に、会社の目上の方には、定型分を使うとマナー違反にならないでしょう。

③タイトルでもお礼を伝える

お中元のお礼をメールで!失礼なく感謝が伝わる書き方と文例7つ!
(画像=『BELCY』より引用)

タイトルにはお中元のお礼を伝えるメールだということを明記しましょう。「お中元の御礼」というシンプルなタイトルでも良いですが、「お中元をありがとうございます」といったタイトルだと感情が伝わり、印象の良いメールになります。タイトルから工夫をすれば、メールでも礼儀正しい内容になるので実践してみてください。

④基本の書き方を知っておく

お中元のお礼をメールで!失礼なく感謝が伝わる書き方と文例7つ!
(画像=『BELCY』より引用)

ビジネスでも親戚・友達宛てでも、基本的な書き方は同じです。季節の挨拶・お中元が届いた旨・お礼と感想など・相手を気遣う言葉・今後のお付き合いのお願いの、5つの流れでメールを作成します。これを抑えれば、あとは相手によって表現を変えるだけです。

基本の書き方

季節の挨拶・日頃のお付き合いの感謝

お中元が届いた旨

お礼と感想など

【結びの言葉】相手を気遣う言葉

今後のお付き合いのお願い

【ビジネス・会社関係宛】お中元のお礼メールの文例4選

取引先へのお礼メール文例①メール形式

お中元のお礼をメールで!失礼なく感謝が伝わる書き方と文例7つ!
(画像=『BELCY』より引用)

ビジネスの中でも特に取引先は、定型分を使うと失礼のないメールになります。タイトルや宛名を忘れずに、基本の書き方を使用しましょう。タイトルは「お中元の品を拝受致しました」とする他、挨拶やお礼、結びについても丁寧な表現にすると失礼のない内容になります。今回は、ビジネスで使うメールの形をご紹介します。

POINT

件名 お中元の品を拝受致しました

株式会社○○●●様 平素は格別のご高配を賜り、厚くお礼申し上げます。 ○○株式会社の〜でございます。さて、この度はお心のこもったお中元の品を頂き、誠にありがとうございました。早速、部内のもので美味しく頂きました。平素よりお世話になっている上、このようなお心遣いに大変恐縮致しております。厳しい暑さが続きますが、ご自愛の上お過ごしください。貴社益々のご発展をお祈り申し上げますとともに、今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願い致します。  ○○株式会社●●

取引先へのお礼メール文例②丁寧な形式

お中元のお礼をメールで!失礼なく感謝が伝わる書き方と文例7つ!
(画像=『BELCY』より引用)

ビジネスで使うメールの形のほか、拝啓・敬具を使ったメールもご紹介します。こちらの方が、封書やはがきの形に近く、より丁寧なため社外の方に失礼のない形と言えるでしょう。また、会社の業務に差し支えないようにするためにも、最後に「返信は不要」の旨を加えると親切です。

POINT

件名 お中元の品を拝受致しました

拝啓 日増しに暑さが厳しくなって参りましたが、●●様にはますますご健勝のこととお喜び申し上げます。さて、この度はお中元の品を賜りまして、誠にありがとうございました。部内の者と、美味しくいただきました。●●様には日頃よりお世話になっている上、このようなお気遣いまでしていただき、大変恐縮致しております。貴社益々のご発展をお祈り申し上げますとともに、今後とも変わらぬご愛顧を賜りますようお願いいたします。なお、返信は不要でございます。 敬具 株式会社○○〜

部下へのお礼メール文例①メール形式

お中元のお礼をメールで!失礼なく感謝が伝わる書き方と文例7つ!
(画像=『BELCY』より引用)

会社の付き合いとはいえ、部下に対してのお礼のため堅苦しい内容にする必要はありません。基本の書き方にならって、シンプルな表現を使うと良いでしょう。また、こちらも会社の業務に差し支えないよう、「返信は不要」という旨を加えると気遣いを感じられます。

POINT

件名 お中元をありがとうございました

●●部〜様 連日厳しい暑さが続いていますが、体調など壊していませんか。この度は、結構なお中元の品をいただきありがとうございました。早速、美味しくいただきました。まだまだ暑い日が続きますが、体調管理に気をつけてお過ごしください。返信は不要です。まずはお礼まで。 ○○部〜〜

部下へのお礼メール文例②丁寧な形式

お中元のお礼をメールで!失礼なく感謝が伝わる書き方と文例7つ!
(画像=『BELCY』より引用)

こちらは、部下へのお礼メール文例①と基本の形は同じものの、より丁寧な内容を加えたものです。部下には今後、気を遣わせたくない場合「今後はこのような気遣いは必要ない」という旨を付け加えます。せっかく頂いた品なので、感謝の気持ちを伝えた上での書き方になるように注意しましょう。

POINT

件名 お中元をありがとうございました

●●部〜様 酷暑到来となりましたが、お元気でご活躍のことと思います。この度は、結構なお中元の品をいただきありがとうございました。早速、家族で美味しくいただきました。▲▲は、息子の大好物です。お気持ちは有り難く受け取りましたが、今後はこのようなお気遣いをなさらないでください。暑さが続きますが、体調管理に気をつけてお過ごしください。返信は不要です。まずはお礼まで。 ○○部〜〜

【義母・親戚・友達宛】お中元のお礼メールの文例3選

①義母へのお礼メール文例

お中元のお礼をメールで!失礼なく感謝が伝わる書き方と文例7つ!
(画像=『BELCY』より引用)

義母とは今後も長いお付き合いがあるものです。引き続き義母と良い関係を築くためにも、丁寧にお礼を伝えましょう。義母へのお礼は、基本の書き方に加えて、家族の近況や次回会う機会などについて付け加えると、失礼なく、親しみのあるメールになります。義母がメールをもらって、贈って良かったと思える内容にしましょう。

POINT

件名 お中元が届きました

夏本番となり、厳しい暑さが続いています。お義母様もお義父様もお変わりなくお過ごしでしょうか。私たちは、毎日元気に過ごしています。先ほど、お中元の品が届きました。○○は大好物なので、大事に頂きます。●●さん(夫)も喜んでいます。しばらく伺えていませんが、次の長期休暇には、子供達を連れて遊びに行かせてください。引き続き、体調など崩されないようご自愛ください。 

②親戚へのお礼メール文例

お中元のお礼をメールで!失礼なく感謝が伝わる書き方と文例7つ!
(画像=『BELCY』より引用)

義母や義父ほど会う機会が少ないものの、定期的なやり取りがある親戚へのお礼は大切にしたいものです。親戚と会っていない間の近況報告や、毎年お中元の品を頂く場合は、具体的な感想を付け加えるとメールをもらった親戚も喜ぶでしょう。

POINT

件名 お中元が届きました

暑い日が続きますが、お変わりなくお過ごしですか。私たち家族は、毎日賑やかに過ごしています。今日、お中元の品が届きました。毎年嬉しい品を頂きありがとうございます。家族で大事に頂いています。しばらく会えていませんが、次に親戚一同で会えるのを楽しみにしています。酷暑の中、ご自愛ください。

③友達へのお礼メール文例

お中元のお礼をメールで!失礼なく感謝が伝わる書き方と文例7つ!
(画像=『BELCY』より引用)

友達へのお礼のメールは、礼儀もあり、親しみも込めたメールを送りたいですよね。友達の場合は、基本の書き方に、二人の仲の良さが表れるような一言を加えたり、次回会う予定を楽しみにしている旨を添えたりしましょう。感謝だけではなく、次に友達と会う約束に繋がり、お中元が二人の仲を深めてくれそうです。

POINT

件名 お中元が届きました

毎日暑い日が続いていますが、お元気ですか?今日、お中元のご挨拶が届きました。さすが、●●さん(友達の名前)。私の好みをわかっていてくれて、離れていても友情を感じます。家族皆で頂きます。ありがとうございます。次の休暇には会えると良いですね。まだまだ暑い日が続いますので、体調にはご注意ください。それでは、また。