眉毛をヘアカラー剤で染めたことはありますか?実は、ヘアカラー剤を眉毛に使うのはとても危険な行為です。今回は、眉毛にヘアカラー剤を使うのは避けた方が良い理由や潜む危険を解説していきます。手軽に眉毛を染めることができる眉マスカラや、眉ティントもご紹介していますよ。
セルフで眉毛を染めるのにヘアカラー剤はアリ?ナシ?
①ヘアカラー剤で染めるのはNG
眉毛をヘアカラー剤で染めるのは避けた方が良いでしょう。セルフでヘアカラーを変えると、ついでに眉毛も染めて統一感を出したくなりますよね。眉毛も毛ではあるので染めることは不可能ではありませんが、肌への負担や仕上がりを考えるとNGです。様々な肌トラブルや危険性があるので、なるべく避けるようにしましょう。
②ヘアカラー剤の説明書をよく読もう
ヘアカラー剤のパッケージには、眉毛の染色に使用しないようにと注意書きがあります。市販のヘアカラー剤はそもそも頭の毛を染める物であり、眉毛を染める物ではないのでおすすめできません。
もし失敗をしても、本来の用途ではないため、自己責任となります。かなりリスクが高いので、ヘアカラー剤で眉毛を染めるのはやめた方が良いでしょう。
セルフで眉毛を染めるのにヘアカラー剤がNGな理由
①眉毛付近の皮膚は弱い
眉毛へのヘアカラーの使用がNGの1番の理由は、肌荒れを起こしやすいためです。頭皮に比べ、顔の皮膚は非常に薄く刺激にも弱いため、眉毛に使用した場合はヘアカラー剤によって肌荒れを引き起こす可能性があります。頭髪で異常が無かったからと言って、眉毛にも使ってしまうのはNGです。
かぶれたり、傷がついてしまうと赤くなってしまい、染色どころではなくなってしまいます。火傷のような傷になり、跡が残ってしまう場合もあります。地肌の健康のためにも、眉毛へのヘアカラー剤の使用は避けましょう。
②目に入ると危険
2つ目の理由として挙げられるのは、安全性が欠けるためです。眉毛は目元に近いので、必然的にヘアカラー剤が目に入る可能性が高くなります。ヘアカラー剤が目に入ると、とても痛いですし、最悪の場合は失明してしまいます。髪の色を変えてしまうほどの薬品ですから、刺激が強く、目に入ると危険なのです。
目だけではなく、ヘアカラー剤は口に入っても危険です。とても刺激の強い薬剤ですので、顔付近に使用するのはおすすめできません。
③染まりにくい
綺麗な仕上がりが期待できない事も、理由として挙げられます。眉毛の毛質は頭髪とは少し異なり、ヘアカラー剤で染めようとしても綺麗に染まらない確率が高いです。しっかりと色が入らなかったり、色ムラができてしまったりする可能性が高いです。
しっかり染めようとして放置時間を増やすと、かぶれやかゆみなどの肌荒れもしやすくなります。指定の時間以上放置するのはNG行為となるので、絶対にしないようにしましょう。
④頻繁に染めないといけない
眉毛は約1~2週間で生え変わり、すぐに元の毛色に戻ってしまいます。染色した眉毛を維持することは難しく、定期的に染め直さなくてはなりません。染める頻度が多くなると、その分肌荒れを引き起こす可能性も高くなるので、あまり効率的な方法とは言えないでしょう。
眉毛を染める専用のカラー剤はある?
①眉毛を染めるカラー剤は無い
今のところ、眉毛専用のカラー剤というものは販売されていません。美容院で眉毛のカラーをしてもらえる場合もありますが、セルフの場合と同様に、頭髪用のカラー剤で染めるので肌への負担は軽減できません。美容院で眉毛を染めるのは本来はNGとされているので、こちらも自己責任となります。
②ブリーチ剤はある
眉毛専用のカラー剤は販売されていませんが、ブリーチ剤は通販で購入することができます。眉毛専用で正しい方法で脱色することはできますが、刺激の強いブリーチ剤であることに違いは無いので、敏感肌の方にはおすすめしません。
日本製の眉毛専用のブリーチ剤は無く、どれも海外製なので値段が高く、ちゃんと届かないリスクもあります。あまりおすすめはできませんが、ハイトーンカラーの髪色で、どうしてもブリーチしたいという方はチェックしてみてくださいね。