お話をお伺いしたのは…
犬のほいくえん Pee-ka-Boo 園長 榎本光伸先生
愛犬に支えられた経験を持つ園長先生が「飼い主さまと愛犬の暮らしがハッピーになるお手伝いをしたい」と考えて『犬のほいくえん Pee-ka-Boo』を設立。12年のノウハウを元に、通園保育・預かり・しつけを通じて、お悩み解決のお手伝いをされています。
どこをさわられても気持ち良いと思ってもらえることをゴールに
みなさん、うちの子とスキンシップしていますか?
スキンシップは飼い主さんと愛犬の感情のキャッチボール。
愛犬に「飼い主さんのそばにいると落ち着くなぁ」と感じてもらえるように、うちの子との距離感を少しずつ縮められるように、愛情を表現するように優しく無理なくさわってあげましょう。
さわられると嫌がるところも少しずつ慣れていってもらって、身をゆだねてもらえる関係になれるのがベスト。
飼い主さんのそばが「落ち着ける場所」になるといいですね。
さわる時にはここを意識してみましょう
リラックスしてほしい時はゆっくりと。
落ち着かせるように毛並に添ってスキンシップ。「名前」は一番よく呼ばれる言葉なので、聞くと愛犬も安心します。「よしよし、◎◎ちゃん」と優しく声をかけてあげましょう。
安心できる環境や空気感を大切に。
おうちでお互いリラックスしている時にさわってあげるといいですね。僕自身、ソファでくつろいでいる時に一緒に撫でていることが多いですよ。
途中でやめないように。
僕は「愛犬が寝落ちするまでがワンセット」と考えています。寝落ちするなど愛犬が安心したところで徐々に終わると良い印象が残りやすいです。特にさわられるのが苦手な子は、我慢の時間が終わったと感じる場合もあるんです。
指のこの辺りを中心にして優しくさわる。
中指と人差し指とくすり指のお腹あたりで、優しくさわりましょう。感情を込めて優しくなでるように。
WAN POINT
愛犬の性格によって好きなさわり方や場所は違います。
うっとりとした表情や声など、愛犬が喜ぶ様子を観察しながら、うちの子の「好き!」を発見してね!