独立開業のデメリット
独立開業のメリットをみていきましたが、メリットの裏にはデメリットもあるもの。
特にフランチャイズ系で独立開業した場合、自分一人で独立開業したときとは違うデメリットが存在します。
月々のロイヤリティで悩む
フランチャイズとは、本部と契約しその本部が運営するブランド名やビジネスノウハウを使う権利をもらい、代わり月々本部へロイヤリティを払う業務形態です。
強いブランドやビジネスノウハウがありますから、ビジネス初心者でも始めやすい業務形態とも言えます。
一方で、毎月のロイヤリティの支払いはビジネスがうまく回りはじめると悩みの種となるもの。
収入の一部を毎月必ずもっていかれること、またフランチャイズ契約は利益が出始めたときこそ本部側が有利に設定されていることも多いからです。
フランチャイズ本部の言いなり
強いブランドであればあるほど、本部からの縛りは多いものです。
金額設定はもちろん、プロモーションのやり方等まで本部がすべて決めることも珍しくありません。
自由な働き方、縛られない働き方を求めて独立開業したのであれば、フランチャイズのあり方はデメリットになる可能性があります。
独立開業できる仕事5選
ここからは独立開業におすすめな仕事を5つご紹介します。
開業資金が低いものか高いものまでいろいろありますが、どれも収入に限界がなく会社にしばられない働き方ができます。
インターネット関連ビジネス
インターネット関連ビジネスと一言で言っても、その幅は非常に広いです。
プログラミングからWebデザイナー、SNS運用代理や動画編集など多岐にわたります。
ですがその全てに共通するのが、開業資金がかなり少なくすみ、スキルさえあればいくらでも稼ぐことができるということ。
インターネット関連ビジネスは、独立開業するのに前職からのコネを使って仕事をもらうなど以外に、クラウドソーシングサイトを通じて仕事を得ることもできます。
クラウドソーシングサイトでは業務単価は安いものの、初心者OKの案件もそれなりに多く、1からでもスタートしやすいメリットがあります。
また基本はパソコン1台あれば始められるので、開業資金がほぼ0という独立開業しやすい分野です。
士業・コンサルタント
資格があるのであれば、士業・コンサルタントの独立開業もおすすめです。
税理士資格+中小企業診断士を生かし企業を税務・経営面から支援したり、司法書士+語学をいかし外国人の移住コンサルタントをしたりとかなり仕事の幅が広いです。
事務所を構える必要がないので開業資金もかなり低くすみます。
またインターネットを通じてビジネス展開すれば日本全体が顧客になりますし、事務所を構えるよりも可能性が広がるともいえますね。
サロン経営
事務所・サロンを構える費用は必要ですが、スキル次第ではサロンに雇われて働いていたときよりも収入がかなり増える可能性があります。
また経営が上手くいき人が雇えるようになれば、自分自身の労働時間を減らしても収入を維持することができるのも魅力の1つです。
講師業
人に教えることが好き、人に教えられるスキルがある、そんな人は講師業もおすすめです。
講師業と言っても、教える範疇や教える生徒には差があります。
中小企業の営業職を相手にインターネットを駆使したマーケティングをしている講師もいますし、受験期の中学生を相手に難関校受験突破を専門にした講師などもいます。
自分の強みをいかした働き方ができる職種ですね。
配送業
インターネットショッピングの規模が大きくなる中、配送業の需要は増えています。
配送業の魅力は、車あるいはバイクなど物を運ぶ設備があれば特別な資格がなくても始められること。
最近利用者が増えているUber Eatsも配送業の一種。
コツをつかめば早く効率よく配送することができますし、自分次第で収入もあげていくことができます。