自分の生活リズムで働きたい、収入を増やしたい……そう考える女性も多いと思います。そんな人は「独立開業」を検討してみてください。独立開業というと難しそうに聞こえますが比較的簡単に始められる仕事も多いもの。独立開業をしたい女性、必見です。

独立開業とは?起業とは違うのか?

「独立開業」を考えている方へ|比較的簡単に独立できる仕事5選
(画像=『Rolmy』より引用)

独立開業のメリットやどんな仕事があるのかなどを考える前に、そもそも「独立開業」とはどんな状態を指すのかおさえておきましょう。

法律上「独立開業」と「起業」は違うものなのでしょうか。

基本的には起業と開業は同じ

「独立開業」を考えている方へ|比較的簡単に独立できる仕事5選
(画像=『Rolmy』より引用)

基本的に起業も開業も意味は同じです。
両方とも自分で商売・ビジネスを始めることを指します。

ただ、起業と開業は少し違ったニュアンスで使われることが多いです。
開業は「独立開業」と言われることが多いのに対し、起業は独立起業とはあまり言わません。

これは開業が「個人単位」で開業届けを出し「個人事業主」として一人で独立して事業をはじめることと定義づけられることが多いからです。

会社に勤めながら個人事業主として、いわゆる副業のような形で事業を行っている人も多いですが、この場合はあまり「独立開業」と呼ばれることはありません。

副業でも本業でも同じ開業届を出し事業をするここにかわりはありませんが、あくまで個人事業主としてそれを主として生計を立てることが「独立開業」と言われることが多いです。

一方の起業ですが、法人を立ち上げて事業を営むときに使われることが多いです。
個人事業主を経ずに法人を立ち上げたときに主に使われます。

個人事業主から法人になったときは、起業ではなく「法人化」という言葉が使われるのが一般的。

繰り返しますが、起業(法人化)も開業も結局のところ、自分でビジネスを始めるという意味では同じです。
ただ一般的には上記のような使い分けがなされていることが多いと言えます。

業種によっては低資金で開業できる

「独立開業」を考えている方へ|比較的簡単に独立できる仕事5選
(画像=『Rolmy』より引用)

開業というとハードルが高く感じますが、業種によっては低資金で開業できます。
そもそも「開業」だけなら個人事業主として開業届を出すだけですから費用は0円でも事業開始は可能です。

とはいえ、開業して利益を出さないと開業した意味はありませんから、実際は多かれ少なかれ開業資金は必要である場合がほとんどです。
ですが、先ほども書いたように業種によってはかなりの低資金で開業できます。

また開業にはデメリットもありますが、会社員にはない多くのメリットもあります。
次項からは、独立開業のメリット・デメリットを見ていきましょう。

独立開業のメリット

「独立開業」を考えている方へ|比較的簡単に独立できる仕事5選
(画像=『Rolmy』より引用)

独立開業ってリスクが高そう、会社員をやめてまで独立開業する意味はあるの……そう考える人もいるかもしれません。
実際にリスクはあります。

ですがやり方次第では、独立開業すると会社員ではまず手に入れられないベネフィットを得ることもできます。
まずは独立開業するメリットを見ていきましょう。

収入上限がない

「独立開業」を考えている方へ|比較的簡単に独立できる仕事5選
(画像=『Rolmy』より引用)

独立開業は、全てが自分次第。
赤字になるのも黒字になるのも、全て自分の責任です。

会社員のように基本給の保障もありません。
風邪をひいても有給がある会社員は収入が急に下がる心配もありませんし、会社関係の仕事で怪我をしたら労災が出て収入の保障があります。

独立開業は、ビジネスが上手くいかなければ収入は0、あるいは費用分マイナスになる場合も。
一方でその逆もあり得ます。

会社員はいくら業績をあげても、基本的にその収入には限界があります。
独立開業してビジネスが上手くまわれば、その収入には上限がありません。

たしかに保障はありませんし有給などもありませんが、人を雇い上手にビジネスをまわすことで、会社員よりずっと少ない労働時間で収入を増やすことも可能です。
収入の上限がないのは、独立開業の大きな魅力の1つです。

働き方が自由

「独立開業」を考えている方へ|比較的簡単に独立できる仕事5選
(画像=『Rolmy』より引用)

会社員は働き方に制限があります。
リモートワークやフレックスタイムを導入する会社が増えているとはいえ、すべて自分の自由に決められるわけではありません。

毎週の定例会議などどうしても決められた時間に働かなくてはならないこともあるでしょう。
自身はすべてオンラインで完結させたいけれど、上司のタイプによっては出勤を余儀なくされることもあるかもしれません。

独立開業すればそういった煩わしさから開放されます。
働き方が自由ですから、自分の時間を好きなように使えます。

会社員ではできない働き方も、独立開業すれば可能です。