ヨガにおける筋肉痛の対処法

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

気持ちいい範囲でやる

筋肉痛を起こさずにヨガをしたければ、「痛気持ちいい」ではなく「気持ちいい」範囲でしか行わないことです。

どうしても「痛気持ちいい」を求めがちですが、これはマッサージでもみ返しが起こるのと少し似ていて、少々やりすぎのサインです。

もちろん筋肉痛にはメリットもあるので、筋肉痛が起こっても問題ないという人は痛気持ちいいところまで行ってOKです。

呼吸を止めない

もう一つは、やはり呼吸を止めないこと。

呼吸を止めると余計な力が入り、酸欠にもなるので疲労がたまりやすくなり逆効果。

ヨガをして肩がこるという人も大抵このパターンです。

まずは、両腕をバンザイするだけの簡単な動きを、力まない、呼吸を止めないで行う練習をしてみてください。

こんな簡単な動きでも、力が入り頑張りすぎる自分に気づいたら、クラスの際にはもっと意識して力を抜きましょう。

またハードなクラスになるほど力が入りがちなので、「物足りないかな?」と思うくらいの優しいレッスンに参加し、呼吸に合わせてゆっくり優しく伸ばすを心がけましょう。

インストラクターにもニコニコ「気持ちいい!」と伝えてみる

インストラクターは、アジャストといってポーズを深めてくれることがあります。

これを気持ちいいと感じるか、「先生に強くやられた」と感じるかは双方にとってケースバイケースなのですが、先生に触れられたくなければニコニコして「気持ちいいです」と伝えてみましょう。

すると、先生がポーズを深めてくることはほとんどないと思います。

インストラクターは、あまりにもポーズの形からかけ離れていると「やり方が伝わっていないのかな?」と不安になりアジャストをします。

でも「気持ちよければ、ポーズの形が崩れていてもOK」と考えている先生がほとんどなので、「気持ち良い」をアピールすることで、あなたのポーズが尊重され放っておいてくれるはずです。

逆にアジャストしてほしい場合は、「わからない」「これで合っている?」の視線をインストラクターに投げかけてください。

筋肉痛にもメリットがある

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

筋肉痛にはメリットがあります。

まずは、筋肉がより強くなるということ(超回復とも言います)。

筋肉が強くなり筋肉量が増えていけば、代謝が上がり痩せやすくなるということ。

一般的には加齢とともに筋肉量は減少し、それに伴って代謝も低下し、回復力が下がり、太りやすくなったりもするものです。

過剰な筋肉痛は避けたいですが、ある程度の筋肉量維持のために筋肉痛が少し起こる程度の負荷をかけて運動することは、ヨガも含めて悪いことではありません。

筋肉痛を予防する、あるいはつらい筋肉痛を早く緩和させたいのであれば、次の方法を試してみてください。

筋肉痛を早く回復させる対処法
  • ヨガの後にぬるめのお湯にじっくり使って血行を促進させること。
  • タンパク質を多めにとること。
  • 早寝すること。
  • アイシング(保冷剤のようなもので冷やす)

目的に合わせてヨガの筋肉痛とうまく付き合おう

『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用
(画像=『YMCメディアカルトレーナーズスクール』より引用)

リフレッシュ、リラックス、疲労解消のためにヨガをするのであれば、筋肉痛が起こらない程度のヨガを継続しましょう。

一方でボディラインを整えたい、ダイエットしたい、ストレスを解消したいということであれば、筋肉痛が起こるかもしれませんが、ハードなヨガで運動効果を狙うのがベスト。

筋肉痛を恐れず、上手に付き合いながら、いろいろなヨガを楽しんでくださいね。

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提供・YMCメディアカルトレーナーズスクール



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