ポートフォリオキャリアのメリット・デメリット
ポートフォリオキャリアを選択する場合、どんなメリットやデメリットがあるのでしょうか?
メリット・デメリットの一例を紹介します。
メリット:人材としての希少性が高まる
複数のキャリアを掛け持ちすることは、一つのキャリアにとどまらない独自の視点やアイディア、適応力を生み出します。
単独キャリアの中でトップを極めることは簡単ではありません。
ですが、ポートフォリオキャリアによるスキルの掛け合わせはその人にしかできない仕事を実現し、人材としての希少性を格段にアップさせます。
さらに、こうした複合的スキルはAIには代替が難しいので、厳しさを増す新時代の中でも生き残れる人材となることでしょう。
デメリット:休みが減る
とはいえ、誰しも1日24時間365日しかない有限な時間の中で、ポートフォリオキャリアを歩むことはたやすいことではありません。
複数の仕事を掛け持ちするので、当然仕事量は増えることがほとんどでしょう。
仕事とプライベートの境界がなく、寝ている時間以外はすべて仕事のような働き方(ワークアズライフ)になる人も多くいます。
仕事をする時間や相手を臨機応変にコントロールする自己管理能力が重要です。
自分がポートフォリオキャリアに向いてるか考えてみる
ここまでポートフォリオキャリアの働き方を紹介してきましたが、誰もがポートフォリオキャリアという働き方がベストとは限らないため、「自分はポートフォリオキャリアに向いているのか?」を見極めることも大切です。
そこで、ポートフォリオキャリアに向いている人がもつ傾向を三つ紹介します。
やりたいことが複数あり、将来のキャリアを決めきれない
新卒で就職先を決める際、本当はやりたいことが複数あるのに、自身の中で取捨選択を迫られやむを得ず一つに絞った経験をもつ人もいるのではないでしょうか。
従来の本業一本というワークスタイルの場合だと、上記のような葛藤が生じますが、ポートフォリオキャリアを選択すれば、自分のやりたいことを諦めず挑戦することができます。
また人によっては、社会で経験を積む中で自分が本当にしたいこと、どうなりたいかを見極めて行きたいということもあるでしょう。
このような思いをもつ人にとってポートフォリオキャリアは、自身の可能性を広げてくれる働き方と言えます。
頭の中にたくさんのアイデアがある
日々の仕事において与えられたことをこなすだけではなく、常に新しいアイデアに溢れ、それを試さずにはいられない人もポートフォリオキャリアが向いています。
一見すると今の仕事には関係のなさそうなアイデアも、他の仕事には役立つということがたくさんあるからです。
飽きっぽく、色々なものに興味が移る
「石の上にも三年」ということわざにも代表されるように、日本では忍耐強さが美徳とされる文化があります。
一方で飽きっぽく、興味の対象がコロコロ変化することは、あまり好ましくないと感じている人もいるかもしれませんが、決してそんなことはありません。
興味の対象が変化しやすいことは、言い換えれば好奇心旺盛で変化を恐れない、変化に適応する力が強いことを意味し、ポートフォリオキャリアを歩む上では欠かすことのできない適性の一つです。
ポートフォリオキャリアで未来を見据える
「VUCA(ブーカ)」の時代とも言われる現代。VUCAは変動性・不確実性・複雑性・曖昧性を意味する英単語の頭文字を並べた造語で、私たちを取り巻く環境が目まぐるしく変化し、未来が予測困難であることを示します。
このような社会の中では、私たちも働き方・生き方を見直すべき時が来ているのかもしれません。
新しい時代の働き方の一つとして、ポートフォリオキャリアを検討してみるのもよいのではないでしょうか。
提供・Rolmy
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