【子供に落ち着きがない原因】⑧集中させる時間が長すぎる
落ち着きがない子供はなかなかずっと同じ場所に座っていたり長い話を聞いたりすることが出来ませんよね。
そんな子供は落ち着きがないと思ったり、障害なのでは?病気なのでは?と不安になったりもします。
しかし、そもそも小さい子供の集中できる時間と言うのはほんの数分が良いところです。
個人差はあるものの、小さい子供の集中できる時間は年齢+1分と言われています。
小学生でも15分しか続きません。
集中しようとしないとほんの数分も我慢していられないのが当然なのです。
もし十分も座っていられないのを落ち着きがないと思っていたのであれば、それは集中させる時間が長すぎることが問題かもしれませんね。
【子供に落ち着きがない原因】⑨家庭環境・教育方針
家庭環境が大きく変わると落ち着きがない子供になる可能性が高くなります。
例えば過保護であったり過干渉であったり、しつけが厳しすぎたり教育ママであったり…。
子どもが望まないことを無理に押し付けようとすると、子供はストレスが溜まり、心理的に何かで発散しようとしてしまいます。それが落ち着きがないという行動に現れるんですね。
もし子育てをしている側が感情の起伏が激しかったり男性と女性の仲が悪い中に居たのであれば、その影響を受けてしまうでしょう。
子育てには、子供にたっぷり愛情を与えてあげられる環境、毎日思い切り抱きしめてあげられるような環境が必要です。
そのためには、女性が子育ての中心となることが多いですが、男性にも子育てについて心から理解してもらう必要があります。
【子供に落ち着きがない】対処法:叱るのは絶対NG
落ち着きがない子供も、決して好きでそんな行為をしているのではありません。
自分の中に芽生えた心理的な欲求をどう処理すれば良いのかわからない為に落ち着きがなくなってしまうのです。
そんな風に自分の心理状態に困っている子供を叱ってはいけません。
叱られると、なんて自分はダメなんだ。愛されていないんだ。と、子供の自分に対する自尊心は簡単に失われてしまいます。
何が良くて何が悪いのかもまだわからない子供には、叱るのではなく、学習してもらうという接し方をしましょう。
例えば良い行いをした時にはぎゅっと抱きしめてあげたり、感謝の言葉を伝えましょう。
もし悪いことをしてしまった場合にも、できるだけ良い点だけを見つけて褒めてあげましょう。
落ち着きがない子供は親以外の人から叱られることが多く、叱られなくても十分に反省しています。
せめて親だけでも子供を十分に褒めて長所を伸ばしてあげられるようにしましょう。
【子供に落ち着きがない】対処法:成長を待つ
落ち着きのない性格と言うのは、成長とともになくなっていきます。
子供の頃にはとにかく落ち着きがなくてしょうがなかった男の子も、落ち着いた男性に成長することがほとんどです。
というのも、子供の頃には自分の心理的な欲求を抑える術を持っておらず、どうやって自分の心理的欲求を満たせばよいのかわからないからです。
大人になるとその心理的欲求がどうすれば満たされるのかということがわかるようになりますよね。
自分の心理的欲求を抑えられるようになるまで成長を待ってあげましょう。