東京・南麻布にて、トリミングサロンやペットホテルを併設した新しい動物病院「The vet 南麻布動物病院/動物健康診断センター」が、6月5日(日)に開院した。
先進的な医療技術が社会的なニーズに
近年、犬や猫の寿命は年々長くなっており、『ペットフード協会 2020年全国犬猫飼育実態調査』によると、犬全体の平均寿命は14.48歳、猫全体の平均寿命は15.45歳と高齢化。人間と一緒にいる時間が長くなる中で、ペットが家族の中で占める立ち位置はもはや「家族」ともいえるようになった。
このような社会の流れから、ペットにも高度な医療が求められるようになり、人間さながらの先進的な医療技術が社会的なニーズとして顕著になってきている。
早期発見・早期治療が最重要課題
しかし、動物たちは言葉を話すことができないため、症状が出始めてからは手遅れになってしまう症例も多いのが現状。よって、病気になる前の予防や、病気になってしまった時の早期発見・早期治療が最重要課題となる。
このような背景から、気軽にペットの健康診断を実施し、定期的に体の変化や体調をモニタリングできる健康診断センターを併設した動物病院が開院されることとなった。
オーナーに寄り添った獣医療
同院では、時代に合ったペットのトータルケアを開院の目的とし、ウェブサイトにおける診察料の開示など透明性を追求した、オーナーに寄り添った獣医療を提供。
繰り返しインフォームドコンセントを重ね、病気への理解を深めると同時に、治療の判断をしやすくする。
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