地方移住希望者はどの年齢層に多い?
田舎暮らしに魅力や憧れを感じたり、仕事や都会での生活のストレスから解放されるために地方移住を希望する人が多いですが、地方移住希望者はどの年齢層に多いのでしょうか。
20~40代の地方移住希望者が全体の70%以上
地方移住といえば定年退職後というイメージがあるかもしれませんが、ふるさと回帰⽀援センターに相談をする地方移住希望者は20~40代が全体の70%以上になります。
地方移住希望者には若い世代が増えていて、ふるさと回帰⽀援センターに移住の相談をするのも30代が最も多い結果となっています。このことから、働き盛りの若い世代も地方移住を真剣に考えているということがわかります。
地方移住の種類、Uターン、Iターン、Jターンとは?
地方移住にはUターン、Iターン、Jターンがあります。地方移住の話の中に登場することが多い言葉はず。聞いたことはあるけれど、どのような意味を指すのかわからないという方のために解説していきます。
地方移住の種類1:Uターン
Uターンとは生まれ育った地方から別の都市へ移り住み、また故郷の地方に戻ってくることです。例えば地方から進学や就職のために上京し何年かたったあと、転職や結婚などのきっかけで実家のある地方へ戻ってくるケースなどですね。
都会でしか経験できないような仕事や生活をしたものの、生まれ育った故郷で暮らす方が自分に合っていると感じたり、両親のそばで生活したいなどのきっかけでUターンを考える人もいます。
地方移住の種類2:Iターン
Iターンは、都市部で生まれ育った人が都市を離れ、別の地方へ移り住むことを言います。都会で生まれ育った人が地方に移住すると生活の面で不便さを感じることもありますが、それ以上に自然豊かで穏やかな地方での暮らしに憧れや魅力を感じ、Iターンを選択するなどの例があります。子供を環境の良いところでのびのび育てたいと考える方も多く、結婚や出産を機に移住をするというケースもあります。
地方移住の種類3:Jターン
Jターンとは地方から進学や就職のために都市へ移り住み、その後生まれ育った地方の近くの都市へ移住をすることです。生まれ育った故郷の近くの都市へ移住するのは、故郷の近くの都市の方が利便性が高く生活しやすい環境であることなどが理由になります。特に、若い世代の移住希望者は利便性や就職先のことを考えて、Jターンに魅力を感じることでしょう。
まとめ
地方移住はUターン、Iターン、Jターンという移住の形があります。一昔前までは定年退職後のイメージが強かった地方移住ですが、近年では20~40代の働き盛りの若い世代で移住を希望する方が多くなりました。自然豊かな地方でゆとりのある生活を送ることができる地方移住。それぞれの生活に合わせてどのような移住の形を選択するかを考えるといいでしょう。
提供・移住支援.com
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