絶景が楽しめる金華山に登ろう
長良川温泉のすぐ近くにある金華山に登ってみませんか?山頂からは、岐阜市街や名古屋市方面を一望する絶景が眺められるほか、野生のリスと触れ合える「リス村」、岐阜城といった観光スポットもありますよ。
金華山ロープウェイ
金華山ロープウェイは、標高329メートルの金華山山頂と麓を結んでいるロープウェイです。眼下に長良川や川原町の街並みを見下ろしながら、約4分で山頂に到着します。ここから少し階段を登ると、展望レストランや展望台があります。
展望台からは、岐阜市街や愛知県北西部、三重県北部まで広がる濃尾平野を一望する絶景が広がります。多くのビルが立ち並ぶ市街地から、雄大な長良川の流れ、北側に連なる山々まで360度の眺望が楽しめ、爽快な気分が味わえます。
岐阜城
岐阜城は、金華山の山頂にある城です。かつては稲葉山城と呼ばれ、戦国時代には、斎藤道三公の居城でした。現在の城は、昭和31年7月に復興されました。
城内には、天守閣や資料館があり、入場料(大人200円、小人100円)を支払えば見学できます。天守閣からの眺望は素晴らしく、展望台としても多くの利用があります。
こちらは天守閣からの景色です。長良川や濃尾平野が一望できる絶景です。ロープウェイの山頂駅近くにある展望台より高い場所にあるため、そちらとはまた違った景色が楽しめます。
筆者が訪れた日は少し霞んでいましたが、よく晴れた日には、東に恵那山、木曽御嶽山、北に乗鞍、日本アルプス、そして西側には、伊吹山や養老、鈴鹿山系の山々が眺められるそうです。
ぎふ金華山リス村
ぎふ金華山リス村は、金華山山頂にある、リスと触れ合える施設です。金網と「忍び返し」と呼ばれる内向きの板に囲まれた広い園内に、多数のリスが放し飼いにされており、えさやり体験をして触れ合うことができます。
こちらのリスは、もともとは昭和11年に麓の岐阜公園などで開催された博覧会に持ち込まれた「タイワンリス」のうち、一部が金華山に逃げ出してしまい、野生化したものでした。それを、自然の中で子どもたちと遊ばせたいと願って、長い期間をかけて調教し、昭和40年に「リス村」として開園したのだそうです。
入口で手袋を着用すると、係の人がリスのえさを入れてくれるので、リスのいる場所まで行きましょう。木の枝にいるリスに手を差し出すと食べてくれます。
休日などは人が多く、リスのお腹がいっぱいになっているのか、なかなか食べてくれないこともあります。その場合は無理に食べさせようとせず、他のリスのところに行ってみると良いでしょう。
リス村には、数匹のウサギも飼われています。素早く走り回ったり、毛づくろいをする様子は可愛らしく、子どもにも人気があります。
宿泊や日帰り入浴を楽しもう
宿泊
宿泊をして長良川温泉のお湯にじっくり浸かってみませんか?長良川温泉では、7軒の旅館があり、予算や好みによって選べます。
筆者は、ホテルパークという旅館に宿泊してみました。こちらの宿は、長良川や金華山を眺めながら入浴できる温泉大浴場があるのが魅力です。
料理も、名物のアユ料理やアツアツの天ぷらなどが出され、美味しくいただけます。朝食にも、岐阜県飛騨高山の朴葉(ほおば)みそやアユ雑炊などの郷土料理が提供されるので、旅行気分が満喫できますよ。
日帰り入浴
長良川温泉には、残念ながら気軽に入浴できる公衆浴場はありません。しかし、日帰り入浴を受け入れている旅館がありますので、利用してみても良いでしょう。どの施設もタオル付ですし、料金も入浴だけなら1,000円程度です。日帰り入浴は、予約が必要であったり、繁忙期や満室時は受け入れていないことがあります。事前に施設に問い合わせると良いでしょう。
この記事を書いたトラベルライターから一言
比較的近場で、穴場の温泉地はないだろうかと調べているときに、岐阜県の長良川温泉が目に留まり、訪れてみました。
岐阜市の中心市街からバスで15分ほどの近さですが、長良川や金華山といった自然に囲まれた場所で、街歩きをしたり、絶景を眺めたりするのはとても楽しく、気分をリフレッシュすることができました。また、旅館でも名物の鮎料理がいただけ、気軽に旅の気分を味わうことができました。
名古屋駅からは、電車とバスを利用しても1時間弱で到着します。みなさんもぜひお気軽に訪れてみてください。(ゆきたか)
提供・トリップノート
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