気分がアガるし、おすそ分けもしやすい

 見て良し、使って良しの「The Week」。強いて難点を言えば、PLAZAでしか買えないのと、ふだん使っている生理用ナプキンに比べて価格がやや高め(「多い日の昼~夜用 29cm」は2個入り、「多い日の昼用 23.5cm」は3個入り、ともに198円税込)なことでしょうか。ただ、他のサニタリーアイテムも活用しながら、色々な使い方ができるのではないかと思います。

PLAZAの生理用ナプキン、袋が“外国のお菓子”みたい!使い心地もいい
(画像=『女子SPA!』より引用)

(画像:プラザスタイルのプレスリリースより)

 たとえば、家ではいつも使っている生理用品を使用し、「The Week」は外出の際の持ち運び用にする。生理で気分が上がらない、ムレやかゆみなどの不快感に悩まされているときに使う。また、友人におすそわけしたり、「ナプキンを買いづらい」という若い女性に贈ったり、プレゼントとしても喜ばれると思います。

パッケージがポップだから買いやすい

 私は今でこそ、堂々と生理用品を買えるようになりましたが、10代や20代前半まではちょっと気恥ずかしいと感じることがありました。薬局などで買う時、わざわざ男性の店員さんがいるレジを避けて、女性の店員さんがいるレジに並んだことも。また、ある友人は、「デート中にいきなり生理になって困った。彼氏の前でナプキン買うのも恥ずかしいし…」と言っていました。

 実際、SNSでも「The Weekみたいな生理用品なら買いやすい!」といった声が多くみられます。なんとなく気後れしながら、お店でナプキンなどを手に取る女性は少なくないかもしれません。まして男性にとっては、最もなじみのないアイテムの1つでしょう。

 ただ最近では、「生理休暇」「生理の貧困」など、生理にまつわる問題がオープンに語られるようになっています。男性はもちろん、社会全体が生理への理解を深めるためには、性別や年齢に関係なく、生理用品が誰にとっても身近なアイテムになることも重要ではないでしょうか。