見どころは、5つの御堂
根本中堂
この根本中堂は、延文元年(1356年)に、初代山形城主・斯波兼頼(しば かねより)が再建した建物で、ブナ材の建築物では日本最古といわれています。立石寺という御山全体の本堂にあたる御堂です。
こちらには、不滅の法灯が1,200年の時を経て、今もなお灯されています。最澄が比叡山に灯した火を立石寺に分けたのですが、織田信長の焼き討ちで延暦寺を再建した時には、立石寺から火を分けたと言うことです。国指定重要文化財に指定されています。
奥之院
参道の終点にあることで、奥之院とよばれています。本来の名前は如法堂。慈覚大師が、中国で修行中に持ち歩いた釈迦如来と多宝如来の両尊を御本尊としています。如法堂の隣にある大仏殿には、高さ5mの金色阿弥陀如来が安置されていて、これを目当てに訪れる人も多いのだそうです。
開山堂
開山堂は、立石寺を開いた慈覚大師の御堂で、大師の木造の尊像が安置されています。この御堂が立つ崖の下には慈覚大師が眠る自然窟があります。
五大堂
開山堂の上手にあるのが、舞台造りの五大堂で、立石寺隋一の展望台になっています。山形市ののどかな里山を見下ろす素晴らしい景色で、撮り鉄さんたちに人気の撮影スポットです。
納経堂
岩の上にある赤い小さな堂は、写経を納める「納経堂」。山内で最も古い建物で、ここに奥之院で写経された法華経が4年に1度納められます。山寺と言えば、この景色が有名ですね。
参拝のためのワンポイントアドバイス
お寺への参拝ではありますが、木々に覆われた参道、苔に覆われた急こう配の石段や、所々に悪路もありますので、軽いハイキング程度の服装や靴の準備をされた方が無難です。所要時間は、ゆっくり登って、往復2時間半から3時間ほど。紅葉の見ごろは毎年10月下旬から11月上旬です。
立石寺の概要
入山時間
8:00~17:00
休日
立石寺奥之院は冬期間 閉鎖
入山料(山門 奥の院)
・大人 300円
・中学生 200円
・四歳児以上 100円
山寺へのアクセス
鉄道の場合
・JR仙山線 山寺駅より徒歩10分
車の場合
・山形自動車道山形北ICより車で約15分
・仙台市からR48で約1時間30分
提供・トリップノート
【こちらの記事も読まれています】
>【豊洲】「チームラボ プラネッツ」徹底ガイド!お台場との違いは?
>東京のブルックリン!蔵前で行きたい散策スポット・お店16選
>【静岡】本当は広めたくない!柿田川湧水公園の神聖な見どころ5選
>京都・嵐山の人気観光スポットTOP15!旅行好きが行っている観光地ランキング
>【滋賀】SNS映えしそう!長浜のおすすめ観光スポット・お店10選