千葉大学発医療スタートアップ企業であるSmart119が、妊娠中のシートベルト着用方法を解説するイラストレーションを公開中。同資料は学校、企業、公共機関、町内会等で自由に配布・利用が可能だ。

妊娠中のマイカー移動での注意点

妊娠中のマイカー移動は、混雑や乗り換え、段差を乗り越えたりする機会が多い電車やバスなどの公共交通機関の利用と比較すると、ストレスが軽減されるというメリットがある。

とはいえ、マイカーにもリスクがないわけではない。妊婦さんとお腹の赤ちゃんを守るため、自動車乗車時のシートベルト着用が原則として義務付けられているが、正しい座り方、正しい着用方法を実践しなければ、万一の交通事故時に、お腹の赤ちゃんはもとより、妊婦さんの命を奪ったり後遺症の原因になったりすることがある。

妊婦さんは、お腹が大きくなってくるにしたがってハンドルやダッシュボードに腹部をぶつけやすくなるため、シートベルトの着用の仕方によっては、より大きな危険につながる可能性があるからだ。