ショートヘアの方はワックスを使ってどのようにセットしていますか?ワンパターンになりがちなアレンジをショートヘア・ベリーショート・ショートボブそれぞれ紹介します。爽やかでカジュアルな印象を受けやすいショートヘアに女っぽさをプラスしてアレンジを楽しみましょう!

ワックスを使った女性のベリーショートのセットの仕方とアレンジ7選

ベリーショートの基本のセットの仕方

ショートで髪質の細い方や柔らかい方は、セットをしないとトップがペタンコになるので、ボリュームを出せるブラシアイロンがおすすめです。全体的にトップの根元から毛束をとり、ふんわり持ち上げるように毛先までブラシを持っていきます。最後に前髪の後ろの髪を流したい方向に持ちあげながら流すと、分け目を隠せます。

前髪のセット・アレンジは、前髪単体でやるよりも、前髪よりやや後ろのトップの髪を取り、その後に前髪を一緒に入れるのがポイントです。ナチュラルな動きが出ます。高くボリュームを出したい時は毛束を持ち上げて、髪に自然な動きが欲しい時は髪を寝かせて流したい方向にブラッシングするのが良いでしょう。

ベリーショートのアレンジ①:ウェットな質感でトレンドと女っぽさ

ウェットヘアのアレンジの際には、水で濡らした髪をタオルドライで半乾きにします。半乾きの状態の髪にワックスを毛先から根元、前髪の順に馴染ませていきます。最後にドライヤーでセットしながら乾かしてウェットヘアの完成です。

ベリーショートのアレンジ②:波ウェーブで外国人風に

外国人風の波ウェーブアレンジには、19mmのコテがおすすめです。表面の毛束を、根元の方から内側にクセをつけたら、毛先に向かってスライドさせて、先程と逆の方向にクセをつけます。まだ毛先の長さに余裕があれば、最初と同じ内側にクセをつけます。これを全体的に繰り返します。

クセをつける長さが足りなくて難しい場合は、コテを根元に横から入れて、通常通り巻きます。前髪のセットは、前髪ではなく、前髪の表面にかかる前髪の後ろの部分の髪をウェーブにします。

ベリーショートのアレンジ③:エアリースタイル

エアリーアレンジは、サイドの髪を2つのブロックに分けて、内側の髪の毛から外巻きで巻いていきます。次にもう1つのブロックも同じように巻きます。どちらも、毛束の中間辺りから1回程巻くだけで十分です。左右の髪を同じくできたら、最後に表面の髪の毛を内巻きと外巻き、ミックスで巻いていくと、こなれ感が出ます。

ベリーショートのアレンジ④:タイトに流してモード系に

タイトなアレンジでは、アイロンブラシなどでトップにボリュームを出したら、髪を耳に掛けて、アイロンブラシでクセを付けていきます。サイドの毛束を取り、後ろの方にスライドさせていきます。左右クセをつけたら、最後にワックスをサイド中心に、流れに合わせて馴染ませて完成です。

ベリーショートのアレンジ⑤:かきあげスタイル

ベリーショートでも、前髪をかきあげるアレンジをすることでボリュームが出しやすくなります。最初に分けたい方向とは逆方向に髪の毛を持っていき、ドライヤーでクセをつけます。その後分けたい方向に戻すと、前髪が立ち上がります。

まずは前髪の部分を外側に流すように外巻したら、次にその上の髪の毛も同じように巻きます。最後に2回目で巻いた部分を小分けにし、動きを出すように軽くまきます。そして、ワックスで形を整えながら固めて完成です。

ベリーショートのアレンジ⑥:外ハネでカジュアルに

アレンジは、表面の髪を外ハネし過ぎないことがポイントです。襟足とサイドの毛束を中心に巻いていきます。トップの髪は留めて、残したサイドと襟足を外にワンカールさせます。全体にできたら、トップの髪をおろして、ボリュームを出すように立ち上げて動きを出します。最後に、キープさせるようにワックスを馴染ませます。

ベリーショートのアレンジ⑦:前髪でワンポイント

ねじり前髪

前髪を真ん中で分けて、後ろに向かってねじっていきます。髪の長さでサイドまでねじりが足りない場合は、下の髪を巻き込んでねじっていきます。耳のあたりまでねじった髪の毛をもってきたら、ピンをクロスにして左右それぞれ留めます。カラフルなピンなどを使うと、よりねじりを強調した可愛らしい印象になります。

編み込み前髪

前髪を8:2程度に分けたら、少量のワックスを馴染ませた手で、まずは前髪の流れを作ります。その後、分け目のある方から編み込みをしていき、周りにある髪の毛も一緒に取り込みながら分け目の逆サイドまで持っていきます。最後目立たないゴムで編み込んだ前髪をくくったら、バレッタなどでゴムが隠れる辺りを留めます。

ワックスを使った女性のショートヘアのセットの仕方とアレンジ5選

ショートヘアの基本セットの仕方

ショートの方には、ブラシアイロンか、19mm~26mmのコテがおすすめです。頭の丸みがある部分から上を分けて、さらに3つに分けます。下のブロックから少しずつブラシアイロンで内側に巻いていきます。もっと全体的にボリュームが欲しい方は、頭の丸みの位置よりもう少し下から巻くのがおすすめです。

根元からコテを当て、持った毛先を上に引っ張りながら根元の髪を立ち上げます。毛先はそのままで、同じ動作を上のブロックまで行います。トップの表面の毛は、上に引っ張りながら巻くと、よりボリュームが出しやすくなります。左右の髪の毛も同様に、頭の丸みの位置から上の部分の根元を立ち上げていきます。

ショートヘアのアレンジ①:ウェットな質感でトレンドと色っぽさ

基本のセットの仕方でボリュームを出した後や自分の好きな巻き方をした後に、ワックスを手にとり、毛先に馴染ませます。毛先に十分馴染ませた後に、トップを立ち上げるようにワックスを馴染ませていきます。最後に前髪に、手のひらに余ったワックスだけで形をつくるように押さえていきます。

ドライヤーでセットする場合には、半乾きの髪にワックスを馴染ませてから、ドライヤーで乾かしながら形を作っていくと、よりウェットなアレンジになります。

ショートヘアのアレンジ②:大人カジュアルな無造作エアリー

耳の周りのサイドから巻きます。外側の髪を留めておき、3つのブロックに分け、内側の髪の毛から巻いていきます。根元からではなく、中間辺りからワンカールするようにします。同様に、上のブロックに向かって巻いていきます。これを左右同じように外巻きで巻いていきます。

また、表面の髪の毛も巻くとより動きがつきます。トップの中央の髪の毛の毛束を取って、動きを出すように巻きます。この部分は、内巻きでも外巻きでも大丈夫です。

ショートヘアのアレンジ③:万能な内巻きエアリー

耳の上の辺りを境に髪の毛を2つに分けて、上の部分をさらに2つに分けます。次に耳の横の髪の毛を内側に巻きます。1番下のブロックの髪の毛は強めにワンカールさせましょう。下のブロックから上のブロックへ、順番に巻いていきます。中間部分の髪の毛は、多めに毛束を取って巻くとボリュームが出ます。

表面は動きを出すように、しっかりと巻きます。これを左右で行います。ひし形のシルエットを作っていくように巻くと、ショートは綺麗なラインに見えます。耳の後ろの髪の毛は、前から一番目立って見えるため、耳の後ろの髪の毛は最後にもう一度巻いて耳の横に持ってきます。

ショートヘアのアレンジ④:ふんわり耳かけ

基本のセットの仕方でトップを中心にボリュームを出していきます。サイドにボリュームを出しすぎてしまうと、耳に掛ける際にバランスが悪くなってしまうので、控えめにします。その後髪の毛全体にワックスを馴染ませたら、髪を耳に掛けます。最後に髪を耳に掛けた状態で、手に余ったワックスで耳周りの流れを作ります。

ショートヘアのアレンジ⑤:バンダナでオシャレに

ヘアバンドアレンジでは、最初にヘアバンドを首に通しておきます。顔周りの髪と表面をランダムに巻いたら、ワックスを馴染ませておきます。そして、後ろで髪を一つ結びにします。結んだ髪をゴムの真上に下から通す、逆くるりんぱをしたら、表面の髪を整えます。最後にヘアバンドを前髪の上に持って来たら完成です。

ワックスを使ったショートボブのセットの仕方とアレンジ5選

ショートボブの基本のセットの仕方

ショートボブの方のセット・アレンジには26mmから38mmのアイロンがおすすめです。最初にトップの髪の毛を巻いていきます。毛先を手に取って、上に持ち上げて根元を巻きます。トップを全て巻き終えたら、毛先を1回転の半分ほどで全体的に巻いて完成です。

ショートボブのアレンジ①:ウェーブで柔らかい印象に

頭の丸みと、耳の辺りを境に3つに分けます。一番下のブロックは、毛先を外側にワンカールさせた後、毛束の真ん中の辺りを内巻きにします。真ん中のブロックも同様に巻いていきます。一番上のブロックは、毛先を外側にワンカールさせずに、通常通り動きを出すように巻いていきます。短い襟足は、外側にワンカールにします。

最後に、毛先のワンカールをキープするように馴染ませたら、真ん中の辺りの内巻きをキープするようにワックスを馴染ませていきます。表面の髪の毛には軽く馴染ませる程度にします。

ショートボブのアレンジ②:外ハネで今っぽく

頭の丸みの部分を境に、2つに分けていきます。最初に下のブロックをすべて外ハネに巻いていきます。毛束を取って巻いていく際に、真ん中は少し多めにとって巻きます。全体が終わったら、上のブロックを外ハネに巻いていき、いくつかの毛束は通常通り動きをつけるように巻いて完成です。外ハネを中心にワックスをつけます。

ショートボブのアレンジ③:かきあげ前髪で大人っぽく

ショートボブのかきあげアレンジは、大人っぽく見せられます。最初に、分けたい方向と逆方向にドライヤーをかけます。その後分けたい方向に戻して、前髪を8:2に横わけしたら、ドライヤーで、分け目のクセをつけていきます。クセがついたら、コテで毛先を外側に流します。最後に、少量のワックスで形をキープさせます。

ショートボブのアレンジ④:ワンカールで上品に

まずは髪の毛を2つのブロックに分けます。下のブロックは、1回転の半分ほどに外巻きをします。そして上のブロックで内側にワンカールします。最後にワックスを毛先に馴染ませて、動きを整えると、普通の内巻きワンカールより、ナチュラルに動きのあるスタイルになります。

ショートボブのアレンジ⑤:ハーフアップでオシャレに

頭の後ろのトップ部分を丸くとり、通常の1本の三つ編みをつくります。三つ編みを少しラフにほぐして、トップの髪の毛も少し引っ張り出します。次に、サイドのハチ上の髪の毛を取って、ねじりながら後ろに持っていきます。これを左右で行ったら、2つを結んで、くるりんぱをします。

最後に、三つ編みとくるりんぱの部分をバレッタなどで隠したら完成です。最初から髪の毛にウェーブをかけておくと、三つ編みやトップを崩しても、綺麗な仕上がりになります。

レディースのショートヘアをセットする時のワックスの付け方

ショートヘアのワックスの付け方①:ワックスをつける前のポイント

ワックスを付ける前の髪の毛の状態は、半乾きな状態だとベストです。そしてブローは、温風でクセをつけて、冷風で仕上げることが基本です。また、ワックスを手に取るときには、ワックスを白い塊が無くなるくらいに伸ばして、手のひら、指先までワックスが均等につけてから髪につけていきます。

ショートヘアのワックスの付け方②:ワックスをつける順番

ショートヘアのワックスは、髪の毛をもみ込む感じでつけていきます。最初に根元を中心にワックスをもみ込んで、サイドにも全体的にもみ込んで、全体を立ち上げていきます。サイド、襟足は控えめに、トップはボリュームを残しましょう。前髪には、手のひらに残ったワックスだけを使って、髪の流れをつくるようにします。