香川県と言ったら、讃岐うどんですね!イメージ通り、香川県内にはたくさんのうどん屋さんがあります。なんと言ってもお値段が安く、ダシが本格的で、とにかく旨い!今回はなかでもおすすめのお店、宮川製麺所の様子をお伝えします。元気なおばちゃんたちが出迎えてくれ、セルフサービスでよそる本格的なダシつゆや薬味は、なんとかけ放題!宮川製麺所とは一体どんな場所なのか?早速お伝えしていきます!
香川県にうどんが浸透している理由
香川県の街中を車で走っていると、数えきれないほどのうどん店があることに気が付きます。あっちにも、こっちにも!なぜここまでうどんが人々の暮らしに浸透しているのでしょう?
雨が少なく、小麦が育つ
香川県は昔から降雨量と河川が少ないことから、そのような土地でも育てやすかった小麦の栽培が盛んになったそう。お米が収穫しにくい分、うどんづくりの技を代々残していったのです。
ダシつゆの原材料に恵まれていた
瀬戸内海は、ダシつゆの素となる、小魚のイリコがよく捕れます。また、瀬戸内海に浮かぶ小豆島では古くからお醤油を生産していました。さらに、香川県の少雨の気候は塩田にも向いており、塩田開発が進んでいたという背景があります。
これら全て、旨いうどんのつゆには欠かせないものですね。
宮川製麺所とは?
香川県の観光名所に、海の神様を祀る金毘羅宮があります。「さぬきのこんぴらさん」として知られ、参道の長い階段を登り切った先にある絶景が有名です。
今回ご紹介する宮川製麺所は、この有名な金毘羅宮から車で約20分程度の場所にあります。
店内の様子
屋外の広めの駐車場に車を停め、お店に入ると元気いっぱいのおばちゃんたちがお出迎えしてくれます。
地元の方にも人気のようで、アットホームな雰囲気です。こじんまりした店内には、テーブル席とカウンター席が計25席あります。
うどんは1玉~3玉まで選べる!
基本的には麺からつゆまで、すべてセルフサービスで盛り付けをします。
まずはうどんの量を決定!小は1玉/160円、中は2玉/240円、大は3玉/320円です。大きさに合わせたどんぶりを手に取り、麺を受け取ります。
冷温も自由に選べる!
続いて、麺を温める場合は、大きな湯釜で20秒程度麺を温めます。学食や社員食堂で使われているような大きめのザルがあるので、それを使って、自由にうどんを湯がきます。
運よく隣におばちゃんが居たら、お湯から出すベストタイミングを教えてくれます。冷たいぶっかけうどんを希望する方は、この工程はカットで大丈夫です。
セルフで好きなだけダシつゆをかけられる!
麺を温めたのちは、ダシつゆをかける作業です。大きなお鍋にぐつぐつ煮ている、イリコダシの香りがたまりません。お鍋の底をかき混ぜてみると大量のイリコが見えます。
もちろんそのイリコを食べることも出来ますので、お好みですくって食べましょう!このダシつゆは、かけ放題です。食べている途中でつゆが少なくなってしまったら、お代わりも出来ます。
お好みでトッピングも乗せられる!
すりたての生姜やおネギ、七味唐辛子のトッピングは無料です。テーブルの上には、胡麻もあります。
野菜や魚などの各種天ぷらや、練り物、油揚げ、コロッケなどの有料トッピングも追加できます。どれも大きな天ぷらで食べごたえがありそうです!