今にも額縁から飛び出てきそうな猫。トリックアートのようなこの作品は羊毛フェルトで作られており、壁に飾ればなんとも愛くるしい世界が広がります。
ひげ袋のムニュムニュ感もたまらなく可愛すぎる~!ということで、この作品を作っている羊毛フェルト作家のふじたさとみさん(Instagram:@satosatoyoumouclub)にお話を聞いてみました。
羊毛フェルト歴16年の達人
――作品はいつから作られているのですか?
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ふじたさとみさん(以下、ふじた)「16年前から羊毛フェルトで動物の作品を作っています。羊毛フェルトの作品を作っていく中で、手芸メーカーさんに声をかけていただき、羊毛フェルトの本やキットを出したり、スクールの講師などの活動もしています。額縁から飛び出す猫の作品を作り始めたのは5年前からです」
制作のきっかけは2匹の保護猫との出会い
――額縁から飛び出す猫をモチーフに、作品を作られたきっかけはあるのですか?
ふじたさん宅の猫。シャム猫のルナと、茶トラのレオ
ふじた「7年前に猫の保護活動をしている猫カフェから、保護猫を2匹譲渡してもらい飼い始めたのがきっかけです。レオとルナという兄妹なのですが、その子たちをモデルに猫の作品を作ってみようと思いました。自宅に額縁があったので、猫を作ってそこに入れることにしたんです。額縁に羊毛フェルトで作った作品を入れることは、一般的にもよくある手法です」
――レオちゃんとルナちゃんがきっかけだったんですね。
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