笑いを取りに行った新婦、その股間には白鳥が!
「入場してきたM美は綺麗な純白のウェディングドレスでした……が。股間には、白鳥が生えてました。往年のドリフでよく見たアレです。
新郎はごく一般的なタキシードで、そのコントラストと衝撃に会場から笑いが起きるはずもなくシーン……。まさにドン引き! 新郎もその空気を察知して表情が固まる中、新婦は満足げに白鳥を揺らしていました」
BGMはもちろん『白鳥の湖』。M美さんは満面の笑みで各テーブルをまわっていましたが、衣装がスベッてることに気づいている新郎は、招待客にずっと小声で『すいません、すいません』を連呼していたとか。司会者もその衣装に突っ込むこともなく、披露宴は淡々と進められていたそうです。
「途中で新郎の友達の余興で、一瞬だけ『白鳥、いいっすね』と触れてましたけど、それが限界。だって絶対絡んだらスベりの共倒れだし! ちなみに、白鳥が引っかかって新婦が2、3回イスから転げ落ちてましたけど、それにも突っ込めない空気でしたよ」
本人がスベっているのに気付かなかった理由はお酒
何より驚愕したのが、M美さんがスベってる空気を全く感じてなかったこと。どうやらM美さん、披露宴の前にコッソリお酒を飲んでいたらしく、緊張も相まって酔っぱらって判断力がだいぶ低下していたそうです。
披露宴中のことは一切覚えていないとか。M美さんの希望でビデオ撮影をしなかったため、本人がドン引きされた空気を知ることは今後もなさそうです。
「最後はその衣装のまま両親への手紙を読んでました。誰も涙なんて出るわけもなく、ただただ完全にスベった壮大な結婚式コントにしか見えませんでしたね……」
プロのお笑い芸人でも結婚式で笑いを取るのは難しいといいます。オモシロ結婚式をお考えの方は、ぜひ再考を……。
―闇系結婚式エピソード― vol.6
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<TEXT/もちづき千代子、イラスト/鈴木詩子> ⇒この記者は他にこのような記事を書いています【過去記事の一覧】 もちづき千代子 フリーライター。日大芸術学部放送学科卒業後、映像エディター・メーカー広報・WEBサイト編集長を経て、2015年よりフリーライターとして活動を開始。度を超したぽっちゃり体型がチャームポイント。Twitter:@kyan__tama
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