ブリーチ後に、セルフカラーで好きな色を入れたいと思う人は多いですよね。ブリーチした後はカラーの発色もよく、ヘアカラーが楽しくなります。今回は、ブリーチ後にセルフカラーをするときの注意点や、おすすめのカラー剤6つを紹介します。
そもそもブリーチとヘアカラーの違いって?
ブリーチをしてからヘアカラーすると色の入りがよいと言いますが、そもそもブリーチとヘアカラーの違いについて詳しく知らないという人もいますよね。
まずは、ブリーチとヘアカラーの違いについてチェックしてみましょう。
ブリーチとは?
ブリーチとは、髪の毛の色素を抜く「脱色剤」のことで、髪の毛の色素を抜き髪の明度を高めます。
ダメージが大きいと思われがちですが、ブリーチすることで3つのメリットが得られます。
- カラー剤の色をそのまま入れられる
- 表現できる色味の幅が広がる
- 透明感が出る
ブリーチをして色素を抜くことで、ベースとなる髪の毛に黒い部分がなくなります。
つまり、カラー剤の色味を邪魔するものがなくなるというわけです。
その結果、カラー剤の色をそのまま入れやすくなり、色味の幅が広がるというメリットが得られます。
また、髪の色素を抜くことで髪色が薄くなるため、透明感を出すこともできます。
ヘアカラーとは?
ヘアカラーとは、カラー剤を使って髪の毛を染める「染毛剤」のことで、髪の毛に色を加えます。
ヘアカラーは、カラーバリエーションが豊富で、ブリーチした後に使えば発色が良く、絶妙な色合いのカラーも入れることが可能です。
まず髪をブリーチ(脱色)し、そのあとヘアカラー(染色)と2段階にわたってカラーリングすることを、ダブルカラーとも言い、多くの人が取り入れています。
ブリーチ後にセルフヘアカラーは可能?
ブリーチ後のヘアカラーをセルフですることは、もちろん可能です。
同じ日に美容室で施術しようと思っても、時間や料金の兼ね合いでブリーチだけして、カラーはセルフで考えている人もいますよね。
市販のカラー剤には様々なタイプがあります。
セルフで扱いやすいものも多く、ブリーチ後のセルフカラーは手軽に髪色チェンジを楽しめる手段のひとつです。
ブリーチ後のセルフカラーでの3つの注意点
ブリーチ後に自宅でセルフカラーをする際は、次の3つのことを注意しましょう。
1.アレルギーには注意を払う
「いつも美容室でカラーしても、アレルギー反応が出たことがないから大丈夫」と思っていても、突然かぶれが出てしまうのがカラー剤によるアレルギー反応です。
カラー剤に含まれる主要成分が原因となり、アレルギー反応を引き起こす可能性があります。
そのため、セルフカラーで市販のカラー剤を使用する際は、必ず製品に記載されているパッチテストを行いましょう。
2.カラー剤を塗る順番や放置時間に気を付ける
美容室でヘアカラーをすると、均一でムラのない仕上がりになりますよね。
これは、知識と経験のあるプロの美容師が、薬剤の付け方や量を調整しながら染めてくれるためです。
ブリーチ後にセルフカラーで色を入れる場合、色ムラにならないように、次の2点を覚えておくと良いでしょう。
■ 1.塗る順番
カラー剤は基本的に頭皮に近い根元付近が染まりやすいです。
そのため、まず毛先から染めて根元へと移行します。
毛先以外にも、もみあげ付近・襟足付近は頭頂部に比べて染まりにくいため、この部分も先に塗るようにしましょう。
■ 2.放置時間
カラー剤は、髪の毛についた瞬間から反応がスタートします。
そのため、塗り始めと塗り終わり部分に時間差がありすぎると、仕上がりでの色ムラの原因になってしまいます。
そのため、10分以内に終わらせるのが良いでしょう。
また、カラー剤ごとに設定された正しい放置時間を守りましょう。
カラー剤は時間をおけば置くほどよく染まるというわけではありません。
反対に放置時間が足りないと、思った色に仕上がらない可能性もあります。
そのため、放置時間には注意を払い、こまめな色のチェックを心がけましょう。
3.希望色よりも1段階明るめor暗めを選ぶ
ブリーチ後のセルフカラーでは、思った以上にトーンが明るくなってしまったり、反対に暗くなってしまったりする可能性もあります。
明るくしたい場合は自分の狙いの色よりも少し暗めのトーンを選ぶ、今よりも暗めにする場合は狙いの色よりも少し明るめを選ぶと良いでしょう。