映画『ラッキーナンバー7』のネタバレあらすじ
いよいよ映画『ラッキーナンバー7』のあらすじをご紹介します。ネタバレを含んでいるので、初めて鑑賞される方は途中までチェックすることをお勧めします。先にあらすじを見ておきたい方や、映画の内容だけを知りたい方は参考になさってください。
ネタバレあらすじ①車椅子に乗った男グッドキャット
空港の待合室で、ある青年の前にグッドキャットと名乗る車椅子の男が表れ、彼に話しかけます。「ある昔、ニューヨークの競馬で興奮剤を用いて八百長していた男がいた。そのことを耳にしたマックスという男はその馬に大金をかけるも、ゴール寸前で転倒し大損する羽目になってしまった。」
「借金を負ったマックスは、ギャングに息子を拐われた上妻を殺され、自身も殺された。」この話を終えるや否や、「シャッフルには遺体が必要だ」と言いながら、グッドキャットは青年を殺してしまいました。
同じ頃、ニューヨークにスレヴィンという青年がやってきます。仕事を解雇されてしまった彼は、友人のニックの家を訪ねてきたのです。しかしその途中、街のゴロツキに絡まれ荷物を剥奪されてしまいました。
スレヴィンはニックが留守にしている家に勝手に上がり込みます。するとそこへ、佐藤を借りたいと隣に住むリンジーが現れました。リンジーはスレヴィンに、ニックを探すことを提案します。
ネタバレあらすじ②間違えられて誘拐されるスレヴィン
そこへニックを訪ねてギャングがやってきます。そこにいたスレヴィンをニックと勘違いしたギャングは、彼を誘拐してしまいます。ギャングのボスのところへ連れて行かれたスレヴィンは、ニックのしている多額の借金を今すぐに払うようにと言われます。
ただし、敵対するギャングのリーダー、ラビの息子を殺せば借金を帳消しにするというのでした。ラビはボスの息子を殺した相手だったのです。ボスはスレヴィンの他に、殺し屋グッドキャットにも仕事を頼んでいました。
スレヴィンがニックの家に戻ると、次はラビの手下のギャングに誘拐されてしまいます。そしてラビの元へ引き出されたところ、ニックがラビの組からも借金していたことを知ります。しかしラビはスレヴィンがニックではないと気づいていました。
そこへグッドキャットが現れます。ボスの殺しをラビに依頼されていたグッドキャットは、スレヴィンに貸しがあるのだと言います。
ネタバレあらすじ③ラビの息子の暗殺
スレヴィンがボスのところへ行き息子の暗殺を引き受けると、そこへグッドキャットが現れます。ブリコウスキー刑事は、彼らのことを不審に思い目をつけていました。一方リンジーも事件を追っていました。
スレヴィンはリンジーにディナーに誘われ、レストランへ出かけます。そこでラビの息子を見つけ、彼がゲイであることを利用して会う約束をしました。ブリコウスキーもこの現場を目撃します。その夜、スレヴィンとリンジーは一夜を共にしました。
ブリコウスキーはスレヴィンを捕まえますが、ニックを知っているため、スレヴィンに誰なのかと聞きます。スレヴィンがラビの息子の家を訪れ、そこで彼を銃殺してしまいました。そこへグッドキャットが空港で殺した青年の死体を持って現れ、ラビの息子の死体と交換しました。
グッドキャットがボスの元を、スレヴィンはラビの元を訪れます。そして、スレヴィンとグッドキャットは、ボスとラビを同時に拉致しました。
ネタバレあらすじ④スレヴィンとグッドキャットの計画
拘束されるボスとラビの元へ、スレヴィンが表れます。この状況はスレヴィンとグッドキャットの思惑通りでした。ボスの息子を殺したのはスレヴィンたちだったのです。検死官リンジーの元へ、ラビの息子の家で発見された遺体が届きます。
遺体にはスレヴィンの腕時計が嵌められていました。これを見たリンジーのところへグッドキャットが現れ、リンジーに発砲します。実はボスとラビは元々仲間同士で、マックスが八百長競馬に大金をかけた時の親だったのです。
ボスとラビは八百長を見つけ、グッドキャットに依頼し家族を皆殺しにしました。しかし、グッドキャットはマックスの息子を殺さずにいました。その息子こそがスレヴィンだったのです。スレヴィンは、家族の復讐を遂げるため二人に接近したのです。
スレヴィンはボスとラビを殺し、妻を殺したブリコウスキーも殺します。空港に行った彼の前へ、リンジーが現れます。スレヴィンはリンジーを好きになり、グッドキャットが彼女を狙っていると伝えていたのです。グッドキャットが二人の前に現れますが、何もせずに立ち去っていくのでした。