SFやホラー、ヒューマンドラマなど色々な要素が組み合わさった映画『ノウイング』は、迫力のある映像が楽しめる作品です。ニコラス・ケイジ他豪華な役者陣が見せる感動のストーリーを体感してみませんか。この記事では映画『ノウイング』のネタバレを含めたあらすじやキャストの情報、映画に寄せられたレビューなどをまとめます。
映画『ノウイング』の作品情報
映画『ノウイング』は2009年製作のアメリカ映画です。ある日、50年前小学校に埋められたタイムカプセルから数字の書かれたメモが発見されます。
そのメモを発見したケイレブの父でマサチューセッツ工科大学の天文学の教授ジョンは、メモをもとに数列の意味を解こうとします。やがて、その数字は人類の存続のかかった出来事へと、ジョンたちを誘うのでした。
映画『ノウイング』の主要キャスト
映画『ノウイング』には豪華なキャストが多数出演します。ここからは、映画『ノウイング』に出演する主な登場人物と、それぞれを演じたキャストの情報をまとめます。
キャスト①ニコラス・ケイジ/ジョン・ケストラー役
ジョン・ケストラーを演じたのはニコラス・ケイジです。サンフランシスコ州立大学の学部長である父と、元バレエダンサーの母の間に生まれた彼は、叔父に巨匠フランシス・フォード・コッポラ、叔母に女優タリア・シャイアを持ちます。
さらにいとこには映画監督のソフィア・コッポラ、ロマン・コッポラ、俳優のジェイソン・シュワルツマンがいます。演技の勉強をするため高校を中退してからはアメリカン・コンサバトリー・シアターに入り、舞台での経験を積みます。
1982年には「初体験リッジモント・ハイ」で映画デビューを果たし、その後も数々の出演作に恵まれます。1988年「月の輝く夜に」、1993年「ハネムーン・イン・ベガス」ではゴールデングローブ賞にノミネートされました。
さらに1996年、「リービング・ラスベガス」でアカデミー主演男優賞を受賞します。これ以降、大作に続々と出演し、映画界でその名を知らないものはいないほどのスターとなりました。しかし私生活ではトラブルが絶えず、浪費癖と金銭トラブルで借金まみれになった様子が報じられました。
2021年2月には、5度目の結婚相手に日本人女優の芝田璃子を選び一躍話題となりました。ニコラス・ケイジは、かつてミュージシャンを志していたジョニー・デップに俳優になるよう勧めたことでも知られます。
キャスト②ローズ・バーン/ダイアナ・ウェイランド役
ダイアナ・ウェイランドを演じたのはローズ・バーンです。12歳の時、オーストラリア映画『Dallas Doll』に出演したことでスクリーンデビューを果たしました。シドニー大学を卒業後、オーストラリアのテレビを中心に活躍します。
1999年にはAtlantic Theatre Companyに入り、2000年からはアメリカやイギリスの映画界に進出します。2007年にはテレビドラマ「ダメージ」での演技が評価されエミー賞助演女優賞にノミネートされました。
2000年には『The Goddess of 1967』でヴェネツィア国際映画祭女優賞を受賞、日本でもローズ・バーンの出演したマックスファクターのCMが放送されるなど、幅広い活躍を見せています。
キャスト③チャンドラー・カンタベリー/ケイレブ・ケストラー役
ケイレブ・ケストラーを演じたのはチャンドラー・カンタベリーです。1998年12月15日生まれのアメリカの俳優で、子役として活躍していました。「ベンジャミン・バトン 数奇な人生 」「ノウイング」「アフターライフ」「レポゼッション・メン」「ザ・ホスト 美しき侵略者」などに出演しています。
キャスト④ララ・ロビンソン/ルシンダ・エンブリー役
ルシンダ・エンブリーを演じたのはララ・ロビンソンです。オーストラリア出身で、2007年に子役としてデビューしました。テレビドラマや短編映画を中心に活躍し、2008年には「ロスト・ウィークエンド」で長編映画に挑戦します。
「ノウイング」では、物語の鍵を握る少女、ルシンダ役と50年後の現代社会に生きる孫娘のアビー役、二役を演じています。その後、2012,2013年にはそれぞれオーストラリアのドラマに出演しました。
キャスト⑤ベン・メンデルソーン/フィル・ベックマン役
フィル・ベックマンを演じたのはベン・メンデルソーンです。オーストラリア出身で、学校で演劇の授業を受けていた際、友人が4歳から15歳までの子役の募集広告を見つけ、友人数人でオーディションを受けに行き、彼だけが合格したことがデビューのきっかけでした。
10代の頃から主演としてオーストラリアの作品に出演したりと活躍を見せました。トラブルメーカーやバイオレンスな役柄を多く演じましたが、コメディやロマンスでも活躍しています。