思いがけず犯罪に巻き込まれそうになったことはありませんか? 今回はそんな危険を感じたエピソードについてfuelle編集部が取材しました。

学校の帰り道を歩いていると男が後ろに

1997年頃のことです。両親は忙しく、私はいわゆる「鍵っ子」で、鍵を持たされて学校に通っていました。 今の小学生はおそらく防犯の観点からそんなことしないのでしょうが、当時の小学生はみんな失くさないようにと鍵を首から紐でぶら下げていました。 小学1年生の頃、1人で学校の帰り道を歩いているとき、途中で男の人が少し後ろにいることに気づきました。 今思うとかなり長い時間後ろをついてきていたはずなのですが幼かったこともあり、家の近くに小さな駅や専門学校もあるので道が同じなだけだと思いあまり気にはしていませんでした。

私が家の前に着いたところ、その男性家の前の電柱の後ろに私から隠れるような体勢を取ったことに違和感を持ちました。 小学1年生の女子に男性を撒くなんてことができるはずもなく、鍵を差して家に入り、すぐさま鍵をかちゃりと閉めました。 おやつに何を食べようかとドアノブから手を離した瞬間、ドアノブがガチャガチャガチャ!!!と大きく捻られました。