こんにちは。恋愛婚活コンサルタントの菊乃です。
婚活は若いうちにした方がいい理由の一つに、アラフォーになると同年代の男性とマッチングしにくくなることが挙げられます。男性は、40代になっても平気で10歳年下の女性を希望する人も珍しくないのです。
写真はイメージです(以下同じ)
まだ30代前半ぐらいまでなら同年代とも会いやすいのですが、個人差はあります。「年齢」しかウリがないと、その年齢を相対的に「若い」と感じる男性しか申し込まなくなります。
ギリギリアラサーの焦り。年上からしか申し込みが来ない
彩さん(仮名・34歳)は、マッチングアプリデビューして2歳上の彼氏ができたものの2か月ほどで別れてしまいました。そこで、33歳の時に結婚相談所に入会。申し込みが来るのは40代半ば以降の男性ばかりで、自分が会ってみたい同年代の男性からは断られて落ち込みました。
結婚相談所の人に相談しても、希望の幅を広げては? としか言われなかったそうです。
「もうこの年だと相手の希望年齢を上げるしかないのかな」と思っていたところ、その結婚相談所のホームページに35歳同士の成婚カップルの体験談が掲載されました。男女とも顔が隠れているのでどういう人かは分かりません。
「なんで私ばっかり」とみじな気持ちになったということで、私のところへご相談にやってきました。
マッチングアプリと結婚相談所では「いいね」の重みが違う
「マッチングアプリでは同年代男性と会えたし何なら年下からも『いいね』が来たんです。でも結婚相談所に登録したら、申し込みがくるのは40代男性ばかりなんです。やっぱり結婚相談所に登録する人って若い子希望なんでしょうか?」
「そういう男性も結婚相談所にはいらっしゃると思います。マッチングアプリは女性が少ないし女性が相対的にモテすぎちゃうんです。あとマッチングアプリの『いいね』の場合、男性は相手のプロフィールもよく読まずに送ります。マッチングしたけどメッセージも来ないユーザーいませんでしたか?」
「そういえば…そういう男性もいたと思います。メッセージは来たけどすぐ連絡が途絶えた人もいました」
「アプリの『いいね』ってティッシュぐらい薄くて軽い好意だし、男性も無駄なくポイントを使い切るために気軽に『いいね』を送ります。だから、相手のプロフィールを最後まで読む人の方が少数派かも。 マッチングアプリの場合、マッチングしたらメッセージのやり取りをしてから会いますよね」
結婚相談所とマッチングアプリでは「いいね」のようなファーストアプローチの重みが全く違います。マッチングアプリなら1日10人ぐらいに「いいね」を送れることもありますが、結婚相談所の申し込み人数は月20人前後などです。 さらに結婚相談所はお見合いが決まってしまってからのキャンセルにはキャンセル料も発生するのが一般的のため、気軽に申し込みはしないのです。
アプリなら、女性は写真と数行の自己紹介文でも「いいね」は来ます。その後お互いを知るためにメッセージのやり取りがあるのですが、結婚相談所はこのメッセージがないのです。 だから結婚相談所の場合、あまり魅力や特徴のないプロフィールで年齢しか目立たなければ、その年齢を相対的に「若い」と感じる男性しか申し込まなくなります。