5月27日から、ネットフリックスにてシーズン4の配信がはじまった人気ドラマ「ストレンジャー・シングス 未知の世界」。同シーズンの配信が開始されてからわずか2日で、歌手ケイト・ブッシュのある曲がiTunesで1位を獲得したことがわかった。
シーズン4では、セイディー・シンク演じるマックス・メイフィールドが、ケイト・ブッシュが1985年にリリースした楽曲「Running Up That Hill」を聞くシーンがある。
「Running Up That Hill」は、ケイトが1985年の8月5日にイギリスでリリースしたアルバム「Hounds of Love」からのファースト・シングル。同曲は当時、UKチャートで9位にランクイン。最終的に3位を獲得、アメリカでもトップ30入りを記録した。
米TV Lineによると、「Running Up That Hill(A Deal With God※)」は「ストレンジャー・シングス」の影響か、シーズン4が配信されてから2日で、米iTunesで1位を記録。じつに37年の時を経て、首位に躍り出た。
※「Running Up That Hill(A Deal With God)」は2012年リリースのリミックス・バージョン。
なお、「ストレンジャー・シングス」の配信にあわせて、サウンドトラックのストリーミングが主要な音楽配信サービスでスタート。先述のケイト・ブッシュのほか、デッド・オア・アライヴやファルコ、トーキング・ヘッズといった80年代の名曲がレーベルの壁を超えて収録されているほか、ジャーニーの1983年のヒット曲「セパレート・ウェイズ」が、よりドラマティックなリミックスver.として新たに蘇っている。
「ストレンジャー・シングス」シーズン4は2部作となっていることがすでに明らかになっており、先日公開されたVol.1に続き、7月1日よりVol.2が配信される予定。それにあわせて、サウンドトラック盤の第2弾も7月1日に公開される。
また、9月9日には、Vol.1とVo.2を合わせた完全版としてCDとカセットテープが発売されるほか、今年の後半には2枚組LPもリリースされる予定(発売日未定)だ。
※CD/カセットテープ/LPの日本盤発売は未定。