知育オタクの私、筋トレ奮闘中の夫、元気すぎる娘、元野良のにゃんこの3人+1匹家族。お掃除大好き!いつでも人を呼べる家を目指して、毎日せっせと断捨離と掃除に取り組んでいます!
日々育児に追われる中で、「いっそのこと、ベビーシッターの住み込みをお願いしたい!」と思った経験はありませんか? 日本ではあまり聞き慣れませんが、海外では一般的な存在となっている住み込みのベビーシッター。実際に利用するまでの流れや、メリット・デメリットをみていきましょう!
住み込みのベビーシッターの探し方
育児サポートを求めている家庭の増加に伴い、日本でもベビーシッターを派遣している会社が増えてきています。しかし、そのほとんどは依頼された日時に訪問する通勤スタイル。住み込みに対応している会社は、非常に少ないのが現状です。
そのため、住み込みを希望している場合は、マッチングサイトなどを利用して個人的に募集するのが主流です。ネット上だけでなく、新聞や折込チラシに掲載するという手もありますよ。募集する際は、仕事内容や求めている条件をできるだけ詳しく記載しましょう。
- 大まかな住所(最寄り駅やバス停からの距離)
- 賃金
- 勤務時間や曜日
- 対応可能な通勤手段
- 家事の範囲も含めるのか
- 求めている資格(あれば)
これらの項目が揃っていれば、求人情報を見た人が働き方をイメージしやすくなります。さらに、個人情報が特定されない範囲で、子どもの人数や年齢を添えておくとベター◎ 応募条件が多いとハードルが上がってしまうので、優先順位の高いものに絞るといいでしょう。
住み込みのベビーシッターの費用は?
ベビーシッターを住み込みで依頼する場合、1日12時間勤務として日給17,000〜36,000円ほどが相場となっています。時給にすると、だいたい1,400~3,000円の範囲内ですね。夜間対応などが多い場合、費用が高くなる傾向にあります。
なお、個人で募集する際は、ご自身で時給や日給を設定する必要があります。近隣の地域の似た求人情報をチェックし、相場とかけ離れないような金額にしておきましょう。
ワンランク上の「ナニー」って?
ベビーシッターと似た役割をする職業のひとつに、「ナニー」が挙げられます。発祥はイギリスといわれており、意味は「住み込みで育児をおこない、育児・教育の専門知識のある女性」のこと。例えるなら、「教育も担う保育のプロ」という存在です。
日本ではまだ馴染みのないワードですが、ナニーを派遣する会社も存在します。所属しているのは、通常のベビーシッターの役割に加え、外国語・マナー・アート・スポーツなどを指導できるプロたち。さらに、防犯や栄養といった育児に関する幅広い知識まで持ち合わせています。
サービスのクオリティが高い分、やはり費用もお高め。通常料金として1時間あたり2,500~4,500円ほどかかるほか、50,000~100,000円ほどの入会金や会費などが発生します。「ちょっと奮発してワンランク上のサービスを受けたい!」という方は、ナニーもチェックしてみてくださいね。
住み込みのベビーシッターのメリット
住み込みのベビーシッターを利用すると、どのようなメリットを得られるのでしょうか。通勤ではないからこその強みをみていきましょう!
留守のときも安心
最大のメリットは、やはり「いつも家に居てくれる」という点でしょう。「急な仕事や夜勤が多い」「長時間にわたってサポートしてほしい」といった方にとって、この安心感は格別! また、パパやママが体調不良のとき、介護に追われているときなども、住み込みのベビーシッターは非常に頼もしい存在となります。
一般的な通勤スタイルのベビーシッターだと、急用時はスタッフが見つからず断られる、初対面の人が派遣される、追加費用が発生するといった可能性があります。会社の対応時間外だと、問い合わせることさえ難しいでしょう。
また、住み込みだと基本的に家にいてくれるので、自分の帰りが遅くなるときも安心。延長料金やベビーシッターの帰宅時間を気にせず、心に余裕をもった行動ができます。
家族の一員のような存在に
訪問タイプのベビーシッターを依頼すると、「前回と違う人が来た」ということも珍しくありません。人が変わる度にミルクの場所や子どもの性格などを伝えるのは、ちょっと大変ですよね。
一方、住み込みなら同じ人にずっと任せることができます。家族のライフスタイルや物の配置を把握しているため、スムーズな対応が可能に。ずっと一緒にいるので、本物の家族の一員のような存在となるでしょう。
「忙しい期間だけ」の依頼もできる
「住み込み=ずっと継続して雇う」というイメージがありますが、実際は期間を定めて利用することもできます。たとえば、「夫が出張している1週間だけ」「出産してから1ヶ月だけ」といった依頼も可能です。
ただし、条件に合った人が見つかるまでに日数がかかる可能性も。募集する際は、余裕をもったスケジュールを組んでおきましょう。