ツインソウルとは何なのか知っていますか?その意味や特徴について詳しく知っている人はあまり多くありません。ほとんどの場合、違う時代を生きていたり同じ時期に生まれていたとしても出会うのは稀だと言われています。今回はツインソウルについて詳しく解説していきましょう。
ツインソウルとは?
『ツインソウル』という言葉自体初めて聞いたという人もきっといるはず。そこで、まずはツインソウルについて詳しくご紹介していきます。
ツインソウルは魂の片割れ
ツインソウルとは自分の魂の片割れを言います。本来、魂は男女の魂が組み合わされ、1つとなります。ところが、この世に生まれてくるときには男性・女性と魂が2つに分かれ、それぞれ別の肉体に宿って生まれてきます。これは男女に愛について学ぶために魂が分かれるといわれています。
もともと1つの魂だったため、もしツインソウルと出会うことができたら強烈に惹かれ合い、再び一つの状態に戻ろうとするのが特徴です。また離れて生きることになれば、半身をもぎ取られるような死に等しい苦しみを経験するとされています。
ツインソウルとの出会いはとても稀で、なんと3億円が当たる確率のほうが高いのだとか。どれだけ低い確率なのかがよく分かりますよね。そのため、大半の人がツインソウルと出会うことなく一生を終えます。運命の赤い糸で結ばれた相手こそ、ツインソウルなのです。
POINT
ツインソウルは異性とは限らない
ほとんどの場合、ツインソウルは異性であることが多いのですが、まれに同性のこともあります。その場合でもお互いに惹かれ合い恋人同士になることもあれば、親友になったり同じ職場で働いて協力し合う関係になることもあります。
ソウルメイトとは別物
ツインソウルと似た言葉でソウルメイトという言葉があります。この2つにはどういった違いがあるのでしょうか?ツインソウルは魂の片割れであるのに対し、ソウルメイトは魂のレベルで深い縁のある人のことをいいます。
私たちの魂は輪廻転生を繰り返し、この世に生まれては老いて死に、再び魂が別の肉体に宿ってこの世に戻ってくるといわれています。
そしてこれまでの過去生で親・兄弟・夫婦・友達などの関係で繋がってきた人がソウルメイトになるのです。恋人のような運命の赤い糸で繋がった魂ではなく、仲の良い友達グループのひとりと言ったほうが合っているでしょう。
ソウルメイトと出会うと、その後一生関係が続くわけではなく、場合によっては必要なタイミングで出会いその後去っていくこともあります。夫婦として連れ添う相手も、ほとんどの人がこのソウルメイトのグループから巡り合うと言われています。
ツインソウルの特徴
魂がお互い強く惹かれ合うツインソウルとの出会いには特徴があります。また、身体的な特徴もあるので合わせて解説していきましょう。
ツインソウルに出会ったときの特徴
出会った瞬間に懐かしさを感じる |
初対面の人に会うときは程度の差はあっても緊張しますよね。でもツインソウルとの出会いではそうした感覚はなく、むしろ「やっと会えた」という感覚に襲われます。
初めて会うのに妙に懐かしく、心が安らいで相手のことをまだ何も知らない状態なのに無条件に「全て受け入れられる」と思ってしまうのです。言葉も交わしていないのに、ただお互いがそこにいるだけで幸せな気持ちがあふれ出す…、目が合った瞬間にそういう体験をするでしょう。
相手の気持ちが手に取るように分かる |
とても不思議ですが、ツインソウルと出会うと相手の気持ちが自分に入り込んできます。声ではなく感覚として入ってくるのです。それまで他人の感情が入ってくるなんて経験をすることはほぼないので、戸惑う人が多いでしょう。
自身の気持ちの変化として捉えることもあるかもしれませんが、心のどこかで違和感を感じたり最終的に自分の感情ではないことが分かります。「急に」「突然」「何の前触れもなく」いきなり感情の変化に襲われ、しばらくして潮が引くようにすー…っと消えたなら、それはツインソウルの気持ちかも。
不思議な安心感がある |
ツインソウルと出会うと、不思議な安心感を覚えます。まだ一言も話しておらず、ただ出会っただけなのに相手がそこにいるだけで心の底から安心感が生まれるのです。初対面の人を見た瞬間に安心するなんて、あまり考えられないですよね。
でも、相手がツインソウルならそうした経験が本当に起こります。そして、理由はないけれど無意識にこの人は特別だと「確信」します。
頭の中で映像や光が見える |
ツインソウルとの出会いは『悟りを開いた状態と同じ』と言われています。体には7つのチャクラがあるとされているのですが、魂の片割れとの出会いによって一気にチャクラが開いていき、急に霊的な体験をすることが増えます。
あまたの中に映像が流れてきたり光が見えたりするのもそのひとつ。なかには声が聞こえる人もいて、まるで異空間にいるような感覚に捉われます。
身体的な変化 |
ツインソウルと出会うことで体に何らかの変化が起こることが多いようです。それは微妙な変化ではなく、とてもはっきりとした形で現れます。例えば、『涙がとめどなくあふれて止まらない』『体が火照る、あるいは冷える』などが挙げられます。
そのほかにも体の震えが止まらなかったり、突然意識がなくなったりめまいに襲われるようになるなどの身体的変化が起こります。なかには突然頭痛に襲われたり、1か月以上の吐き気続いた人もいるのだとか。程度の違いはありますが、過酷な体験もあるようですね。
パーソナルスペースがない |
パーソナルスペースとは他人に近づかれると不快に感じる空間ことを言います。パーソナルエリアとも呼ばれていて、女性より男性のほうが範囲が広く、近づかれるとイヤな気持ちになりやすいといわれています。
しかし、相手がツインソウルならこうしたパーソナルスペースが存在しないのも特徴のひとつです。普通なら肌が触れ合う感覚がありますが、ツインソウルの場合には触れている感覚はあっても自分と相手の肌の境目が分かりません。とても不思議な体験ですが、こうしたことが実際に起こるのがツインソウルなのです。
性的なエネルギーが高まる |
ツインソウルと出会うと、まずほかの異性に目がいかなくなります。恋人がいても、ついついほかの人に目が行ってしまうなんてことはありませんか?恋心ではなく、興味という意味で見ている人は多いでしょう。
それがツインソウル以外の異性に興味を持たなくなるのです。性的なエネルギーも同様でツインソウルだけにそうした気持ちが昂るようになります。人間としての本能でなく、魂としての欲求のほうが大きくなるのかもしれませんね。
ツインソウルとは手の形が酷似している
「もしかしてこれってツインソウルと出会ったのでは…」という経験をしていても、それが本当なのかどうか確証が欲しいという人もいるかもしれませんね。もしツインソウルかもと思える相手がいたら、手の形を比べてみてください。
これはツインソウルの特徴としてとても知られていることで、とくに爪の形が似ていると言われています。実際にツインソウルに出会った人の多くが、相手との手や指、爪の形などが似ています。
『似ている』というより『同じ』という表現のほうが合っているかも。ツインソウルの特徴を踏まえたうえで、参考のひとつとして手の形を観察するのもアリかもしれませんね。
POINT
ツインソウルとの出会いは衝撃的
ツインソウルと出会うとさまざまな面で変化が訪れ、気持ちの上でもこれまでに味わったことのない感覚を体験することになります。
ツインソウルと出会う意味
ほとんどの人が会えずに終わってしまうというツインソウル。その相手に出会えたことを、奇跡として捉えるだけで良いのでしょうか?調べてみるとそこには大きな意味が隠されていました。
魂がステップアップしたことを表す
ツインソウルと出会えることはとても稀で奇跡と同じです。なぜなら、まずツインソウルと出会うためには前世でのカルマを清算したり現世で刷り込まれた固定概念を取り去る必要があるから。
輪廻転生は魂を磨くために行われていると言われていますが、一方で前世で背負ったカルマを清算し魂を浄化するためともいわれています。カルマとは業とも書き、これまで自分が行ってきた行動のことを指しています。
例えば、輪廻転生を繰り返す中で人を殺めたり騙したりするとカルマが発生するのです。自分のしたことは自分に返ってくる因果応報の原理によって、自分の犯した罪を償うために同じような経験や痛みを経験するのです。
カルマの清算が終わり、現世で染みついた固定概念を無くしてやっと魂の片割れに出会える準備が整います。まさに魂が次の段階に上がったときに出会えるのがツインソウルなのです。
試練を乗り越え、魂を磨くため
ツインソウルとの出会いは誰もが心から求めていることではないでしょうか。そう意識していなくとも、無意識ではもう一つの自分の魂を求めているハズです。ただ、ツインソウルと出会ったらそこで終わりではなく、次の試練が待っています。
1つの魂が2つに分かれてこの世に生まれたのは、いろいろな経験を積み試練を乗り越えて学ぶためです。その段階を経てまた1つに戻るのですから、これまで以上にハードルの高い試練が目の前に立ちはだかります。
人によっては『出会えずに終わったほうが幸せだ』ともいわれるほどで、お互い強く惹かれ合い過ぎて周りの人を傷つけてしまったり、陰と陽の法則で魂の性質も真逆であることが多く性格や考え方が違うため激しい衝突が起こることもあります。
もともと1つの魂なので、分かり合えないもどかしさは人一倍でしょう。こうした困難を一緒に乗り越え成長していくためにツインソウルと出会うのかもしれませんね。
POINT
相手が既婚者の場合
ツインソウルがすでに結婚をしていたら、親友として長く付き合ったり自然な流れで相手が離婚になってから関係を深めるという進め方が良いとされています。