ガラスは偽物水晶?

ガラスも二酸化ケイ素で作られる

水晶における本物と偽物の見分け方は?天然とガラス玉の違いチェック
(画像=『BELCY』より引用)

天然水晶と特に混同しやすいのがガラスです。水晶の名前こそついていませんがどちらも透明であり、実はガラスも構成物質が二酸化ケイ素であるため、中身で言えば水晶とほとんど変わりません。違いは結晶化が行われているか否か。

つまり二酸化ケイ素が規則正しく並ぶことで構成されていれば水晶で、そうでなければガラスと区別されます。しかし肉眼で物質の配列状態を見ることは難しいので、見極めに悩む人も多いです。

見分け方1:温まってしまったらガラス

水晶における本物と偽物の見分け方は?天然とガラス玉の違いチェック
(画像=『BELCY』より引用)

ガラスか水晶かを見分けるなら、まず触れてみましょう。同じ成分であっても、ガラスは熱を溜めやすく、水晶はそうでないという特徴があります。手でしばらく触れてみて、ずっとひんやりしていれば水晶です。

1つが小さいものは、いくつかまとめて掴みましょう。アクセサリーなら1粒ではなく複数粒が連なっているものの全体に触れると解りやすいです。

手持ちの水晶を見分けるのであれば、氷を用意して溶け方を調べる方法もあります。アクセサリーなど、小さいものなら用意する氷も大きくないので手軽に確認できますよ。氷の場合は手で触れるのとは反対に、溶け出してしまったら天然水晶です。

熱を通す力が強いことに由来する結果で、手の場合は受け取った熱を早く逃がそうとして、氷の場合は気温と同じ水晶の方が熱いために、熱が氷に伝わって溶けるのです。

見分け方2:線がダブったら水晶

水晶における本物と偽物の見分け方は?天然とガラス玉の違いチェック
(画像=『BELCY』より引用)

水晶の特徴として、レンズのように物を見る時に使うと線が二重になる現象が起こります。線は何でも良いですが、自身の髪の毛を透かして見る方法がメジャーです。

しかし特定の大きさと角度でのみ発生するので、見分けに使うなら向きや見方をいろいろ変えて試さなくてはいけません。ですがガラスではどの方向であっても二重になることはないので、単体での判別にも適しています。

見分け方3:より重い方が水晶

水晶における本物と偽物の見分け方は?天然とガラス玉の違いチェック
(画像=『BELCY』より引用)

両者が同じ大きさ・形をしているのなら、持ち上げてみるのもおすすめ。ガラスよりも水晶の方が重く感じます。ただしこの比較はあくまで2つの内どちらかだけが水晶の場合に有効。どちらも水晶、どちらもガラスという可能性が無い状況でのみ、活用しましょう。

見分け方4:傷が付いたらガラス

水晶における本物と偽物の見分け方は?天然とガラス玉の違いチェック
(画像=『BELCY』より引用)

これは購入前の水晶だとなかなか難しいかもしれません。ナイフなどで、表面に傷をつけてみてください。水晶は硬度が高いため、ナイフ程度では傷つけることができないんです。ガラスは傷がついてしまうので、見極めに活用できます。

信頼できるお店で鑑定書を

最も有効な方法は、入手元などを詳しく教えてくれる店舗で、鑑定書付きの水晶を求めること。出処を伏せるということは、正当でない可能性がありますし、鑑定書は専門家による本物証明書とも言えるからです。

とは言っても逐一店員に尋ねたり、鑑定書付きのものだけを買うとなれば手間もコストもかかります。経験や慣れも必要ですが、幸運を招くためにも、自分である程度見定めるスキルを身につけておきましょう。

実際に触って確認する方法が多いので、インターネットショップで購入する場合はサンプルで触れるか、返品可能なお店を優先するのがおすすめです。

提供・BELCY

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