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2019/05/30

住宅ローンでお金を借りた後は繰り上げ返済を検討しよう

(写真=INDz/Shutterstock.com)
(写真=INDz/Shutterstock.com)
マイホームは欲しいけれど、住宅ローンの返済が心配という人も多いのではないでしょうか。人生に何度もない大きな金額の買い物である住宅の購入は、そのローンの返済も数十年かかるイメージがあります。しかし、実際には多くの人が繰り上げ返済を活用し、契約当初の返済期間よりも短期間で住宅ローンを完済している傾向です。ここでは、何かと不安な住宅ローンでお金を借りた後について考えていきましょう。

住宅ローンの平均貸出期間は25~26年

住宅ローンといえば、30年以上返済が続く長期間のものをイメージしがちです。しかし、多くの人は借入期間が30年以下のローンを選択しています。住宅金融支援機構が行った「2018年度 民間住宅ローンの貸出動向調査」によると、2014~2017年度の間に住宅ローンを契約した人の平均貸出期間(返済期間)は、25~26年でした。

貸出期間が30年以下は全体の8~9割を占め、20年以下の割合もおおよそ2割ほど存在しています。この結果を踏まえると、当初から35年以上のローンを組む人の割合は、それほど多くないことが分かります。

完済までの期間は15年以下が約7割

実際の完済までにはどれほどの期間を要しているのでしょうか。同じく住宅金融支援機構の調査によると、完済までにかかる期間は15年以下が約7割を占めています。多くの人は、当初は長くローンを組み、住宅ローン控除を受け取りつつ繰り上げ返済を行っている傾向です。アットホーム株式会社が2014年に行った「『住宅ローン完済』の実態調査」によると、当初の予定より繰り上げた平均期間は11.2年です。

多くの人がボーナスや退職金を繰り上げ返済に充て、住宅ローンを早い段階で完済している傾向なことがよく分かります。

繰り上げ返済で返済額を軽減しよう

ここからは、繰り上げ返済とはどのようなものなのか解説します。

繰り上げ返済の2つの種類

繰り上げ返済とは、毎月の返済とは別に借入金額の一部を返すことです。繰り上げ返済の種類には、期間短縮型と返済額軽減型の2種類があります。期間短縮型は、繰り上げ返済をしても毎月の返済額はそのままで、借入期間を短くする返済方法のことです。返済額軽減型では、返済期間は変えずに毎月の返済額を軽減することができます。

返済期間を短くしたい場合には、期間短縮型の繰り上げ返済を利用しましょう。
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