貯める&備える
2018/08/28

FPが解説!貯蓄型保険に入って大きく損をする人がいるって本当?

(写真=metamorworks/Shutterstock.com)
(写真=metamorworks/Shutterstock.com)
私たちの毎日の暮らしの中には、さまざまなリスクが考えられます。突然の病気やケガで治療が必要になったり、亡くなってしまったりすることがあるかもしれません。そのような万一の事態に備えておく一つの方法として“保険“に加入します。

保険でありながら、掛け捨てではなく貯蓄ができる機能があり、将来の満期時や解約時に、それまでに支払った保険料と同等、あるいはそれ以上の金額を受け取ることができるのが貯蓄型保険です。

メリット、デメリットを知ったうえで有効活用しましょう。

「保障性」と「貯蓄性」を兼ね備えた生命保険

(写真=Rawpixel.com/Shutterstock.com)

貯蓄型保険には、「保障性」と「貯蓄性」という2つの側面があります。貯蓄に保障がついていると考えるとわかりやすいですね。

保障性は、「万一の事態が起こった時に○○円給付金が受けられますよ」という保険の基本機能。そして貯蓄性は、無事に満期を迎えたり、将来解約したりする時に、納めていた保険料が戻ってくるようになっており、自分の為に使うことができるというものです。

よく貯蓄型保険と比較される「掛け捨て型保険」は、保険料は安いものの、貯蓄性の機能をもたないため、契約期間中に保険金支払いの事由に該当するようなことが無ければ保険料は戻りません。

長期間にわたり継続してコツコツお金を貯めていくことは簡単なことではありません。うっかり入金を忘れてしまうことがあるかもしれません。自動引き落としで保険料を支払い積み立てられていくのも貯蓄型保険のメリットです。

また、「生命保険料控除」や「個人年金保険料控除」などの所得控除を受けることができ、節税にもつながります。

貯蓄性保険に入っても大きく損をしてしまう人がいる?

(写真=PIXTA)

将来受け取ることができる満期金や解約金の額が確定しているため、コツコツと長期的な貯蓄には適していて計画性がありますが、デメリットもあります。

例えば、インフレになり物の値段が上がると、受け取る金額は同じでも買うことができる物の量が減り、実質の資産価値が減ってしまいます。

また、月々の支払いに負担を感じて、途中解約すると、支払った保険料より受け取る解約金が少なくなってしまう場合があります。あまり早い時期の解約だと納めた全額が全く戻ってこないことも。

加入する際には、月々の保険料をよく検討し、無理のない金額で続けられるようにしておきましょう。
1 2
Page 1 of 2
PREV 介護費は子どもが出すべきではない 親に老後の相談をするコツとは
NEXT 頭金は「1割」で大丈夫 住宅ローンの「返済期間」が大事であるこれだけの理由

続きを読む