仕事が忙しくて心に余裕がない。そんな、ついつい恋愛をおろそかにしてしまう彼氏、彼女に知っておいてほしいことをお伝えします。

「仕事と私、どっちが大事?!」じゃないけど…

「仕事と私、どっちが大事なの?」なんて言葉を彼に言うつもりはないけれど……。

毎日遅くまで残業して、休日出勤も当たり前。人との付き合いもあるからと、忙しく毎日を過ごす彼に不満と不安が溜まってモヤモヤ……。彼氏彼女で過ごす時間がすっかり減ってしまって、このままじゃ別れの危機すら感じてしまう。忙しく働く男性と付き合っている女性が、こんな状況に陥ることが多いのは気のせいじゃないはず。不器用というかなんというか、仕事と恋愛のハードルが高くなっていると感じたことはありませんか?

仕事と恋愛は、「生活」の中に組み込まれている

「仕事と恋愛は別物」なんていうけれど、実際によく考えてみると仕事も恋愛も、生活の中で一本化されているものではあるはずです。仕事で良いことがあったら、好きな人に報告をしたくなるし、落ち込んでいたとしても、好きな人が励ましてくれれば頑張れる。自分の中に一本の「幸福度」メーターがあるとすれば、仕事と恋愛は繋がってきませんか?

現に、恋愛がうまくいっていないときは「振り切って仕事を頑張る」か「仕事にも悪影響がある」のどちらか二択。仕事がうまくいっていると、心に余裕が出来て恋愛も順調だと感じることも多いのではないでしょうか。仕事が恋愛に、そして恋愛が仕事に与える影響は、人によって大小は違っているものの必ずしもないとは言い切れないものなのです。

仕事が理由で起こる恋愛のすれ違い

「仕事が忙しいから」と全ての予定をおろそかにしてしまう彼のメーターは、すべて仕事になっているどころか、そこから精神的な不安が溢れだしている状態です。自分のキャパシティを通り越した仕事という責任感にとらわれて追いかけられています。

男性の場合は特に「妻と子どもを養っていく」という考えの強さの故に、“働くこと”をあまりにも重要視してしまいます。働いた結果に伴ってくる“収入”が目的であったはずなのに、目の前のことをこなすうちに、“働くこと”が本質だとすり替えられてしまうのです。

一方で、女性は「子どもを持ち、育てる」だったり「伴侶となる人に寄り添って生きる」が根付いていました。つまり、働くことは家庭を守るための手段であるということを、自然と学んできたのです。

この認識の違いが、“仕事が理由で起こる恋愛のすれ違い”の大きな要因ではないでしょうか。