普段、クリームチーズのカロリーを気にして、料理を作っていますか?クリームチーズと言えばホームパーティーの定番、大人気の食品ですよね。バケットやクラッカーに塗ったり、ケーキなどのお菓子作りにもクリームチーズを使用することが多いでしょう。そんなクリームチーズですが、使用するときにカロリーが気になりませんか?チーズと聞くと、カロリーが高いイメージが強いのではないでしょうか。今回は、クリームチーズのカロリーや糖質、栄養素、その効果についてご紹介します。また、ダイエット中にクリームチーズが食べたい方に向けて、レシピも紹介していきます。

クリームチーズの大手フィラデルフィア、kiriの商品でカロリーをチェック

クリームチーズのカロリーは高いというイメージはありませんか?実際、クリームチーズを販売しているフィラデルフィアとkiriの商品から、クリームチーズのカロリーをチェックしてみましょう。クリームチーズのカロリーはフィラデルフィアクリームチーズで100gあたり309Kcal、Kiriクリームチーズで100gあたり334Kcalほどです。メーカー、商品によって多少の違いはありますが、クリームチーズはたしかに高カロリーな食品です。

雪印メグミルククリームチーズのカロリーは?

日本のクリームチーズといえば雪印。ブロックタイプのものは、お菓子作りに重宝しますよね。そんな雪印のクリームチーズのカロリーは100gあたり341kcalになります。フィラデルフィアクリームチーズやkiriクリームチーズよりも雪印のクリームチーズはカロリーが若干高くなります。

クリームチーズはメーカーによってカロリーが高い・低いという差はほとんどない?

雪印のクリームチーズのカロリーが若干高いものの、フィラデルフィアのクリームチーズのカロリーもkiriクリームチーズのカロリーも300kcal台と大きく違いはありません。クリームチーズは成分毎のカロリーを比較しても大差はなく、炭水化物の量も糖質の量も、タンパク質の量もほぼ同じになります。また、もう一つメジャーなメーカーである、よつ葉クリームチーズのカロリーも100gあたり333kcalであり、フィラデルフィア、雪印、よつ葉などのクリームチーズのカロリーを比較した結果、クリームチーズ自体のカロリーは310~340kcalでそこまで差がなく、平均的に高いといえます。

クリームチーズの糖質や栄養、そのダイエット効果は?

クリームチーズのカロリーが高いなら、太るのも嫌だし、あまり食べないようにしようと思うかもしれません。ですが、クリームチーズの注目すべき点はカロリーだけでなく、糖質や栄養にもあります。クリームチーズにある糖質量や栄養とダイエットによい効果をチェックしていきましょう。

クリームチーズの糖質は?

チーズは全般的に糖質量が低め。チーズ20g(1切れ分)あたりの糖質量を種類別にまとめると次のようになります。

クリームチーズ 0.5g
エダムチーズ 0.3g
カマンベールチーズ 0.2g
プロセスチーズ 0.2g
チェダーチーズ 0.3g
マスカルポーネチーズ 0.9g
モッツアレラチーズ 0.8g
リコッタチーズ 1.3g

確かにカロリーは高めですが、クリームチーズの糖質は低く、他のチーズも全般的に糖質はほとんど含まれていないことがわかります。

クリームチーズの炭水化物量は?

炭水化物は糖質と食物繊維を足したものになります。糖質と聞くと甘いものを想像しがちですが、甘さを感じなくても糖質は必ず含まれています。チーズ20g(1切れ分)あたりの炭水化物の量を種類別にまとめると次のようになります。

  • クリームチーズ 0.5g
  • エダムチーズ 0.2g
  • カマンベールチーズ 0.2g
  • プロセスチーズ 0.3g
  • チェダーチーズ 0.3g
  • マスカルポーネチーズ 0.9g
  • モッツアレラチーズ 0.8g
  • リコッタチーズ 1.3g クリームチーズの糖質と炭水化物量を比較してみるとほぼ同じということが分かります。チーズ類には食物繊維はほとんど含まれていないようですね。

    クリームチーズの脂質は?

    クリームチーズ以外にも、チーズは比較的脂質の高い食品です。脂質というと「太る」と連想するかもしれませんが、クリームチーズのように脂質の多い食品は腹持ちが良いため、ダイエット中などの間食には最適です。チーズ20g(1切れ分)あたりの脂質の量を種類別にまとめると次のようになります。
  • クリームチーズ 6.6g
  • エダムチーズ 5.0g
  • カマンベールチーズ 5.0g
  • プロセスチーズ 5.2g
  • チェダーチーズ 6.8g
  • マスカルポーネチーズ 5.6g
  • モッツアレラチーズ 4.0g
  • リコッタチーズ 2.3g クリームチーズの脂質の量と、他のチーズの脂質の量を比べてみてもそれほど差がないようですね。クリームチーズだけが飛び抜けて脂質が多いというわけではないことがわかりました。

    クリームチーズはカルシウムとタンパク質が豊富!

    クリームチーズには、カルシウムやタンパク質が豊富に含まれています。カルシウムは骨を丈夫にし、ホルモンバランスや自律神経を整える役割があります。カルシウムが不足することでイライラしがちになったり、将来的に骨が弱くなったりします。どんなにスタイルが良くてもそれでは魅力的な女性とは言えません。また、クリームチーズの高タンパク質は見逃せません。タンパク質が不足すると筋肉が落ちてしまい代謝が落ちるので、ダイエット中の方は痩せにくくなる恐れがあります。

    クリームチーズの栄養素、ビタミンAとビタミンB2は女性に嬉しい効果

    さらに、クリームチーズには美肌、美髪を守る強い味方のビタミンAとビタミンB2も豊富に含まれています。クリームチーズのカロリーだけを気にしていると、食べない方がいいのかな?と思われるかもしれません。ですが、クリームチーズを食べることで肌と髪を綺麗にするのに効果的な栄養を摂取できるなら、少しくらい食べてもいい気がしてきますよね。

    クリームチーズは身体にいいけど食べすぎは注意!

    ご紹介した通りクリームチーズは女性の身体にとって良いことばかりなのです。クリームチーズを食べることで女性が悩みがちなお通じやお肌などの身体の問題も解消されるかもしれません。しかしクリームチーズは女性の身体にとって素晴らしい味方と言えますが、ご紹介した通りカロリーも高く、チーズの中では脂質も高めです。クリームチーズは身体にいい部分もあれば、食べすぎると太る心配もあるので注意してくださいね。

    クリームチーズと言えばワインのおつまみなどでクラッカーに載せたりディップして食べることが多いかと思います。その場合クラッカー1枚に対してのせるクリームチーズの量は10gほどで、カロリーは30~35kcalほどになります。例えば身体活動レベルが通常レベルの20~30代の女性なら大体1日2000kcalほど必要だと考えられます。クラッカーにのったクリームチーズを10個食べたら、クリームチーズだけのカロリーで300~350kcalほどになってしまい、1日の必要カロリーの1/6ほどになってしまいます。身体に必要なカロリーをオーバーしないよう、ほかの食事と計算しながらクリームチーズを食べすぎないように気を付けましょう。