結婚より仕事？未婚を貫く7人の独身俳優たち

イケメン俳優として名を馳せているにもかかわらず、なぜか独身の俳優たち。芸能人の結婚事情は、人気が高ければ高いほど難しい印象です。未婚を貫く独身俳優にスポットを当て、その活躍ぶりを検証してみましょう。

独身貴族を貫くの？大人な未婚俳優7選

俳優のなかには、40歳を過ぎても魅力が衰えないどころか、よりいっそう味わいを増していく人も。40代、50代になっても第一線で活躍を続ける7人の男性たちを検証してみました。

独身俳優最後の砦、佐々木蔵之介さん

京都の造り酒屋・佐々木酒造の御曹司であり、人気俳優でもある佐々木蔵之介さん（50歳）。“独身俳優最後の砦”と呼ばれ、その動向に視線が注がれています。俳優としてのキャリアを着実に積んでおり『ハンチョウ～警視庁安積班』シリーズで安定した人気を獲得するほか、さまざまなドラマや映画で活躍。『黄昏流星群』で主演を務めるなど、50代に突入してもその活躍はとどまることを知りません。

シリアス演技で新境地を開拓、ムロツヨシさん

“人たらし”を自称し、芸能界で広い人脈を持つムロツヨシさん（42歳）。コミカルな印象が強いものの、ドラマ『大恋愛』で見せるシリアスな演技が話題を呼び、新境地を開いています。主演の戸田恵梨香さんとInstagramの生配信で仲睦まじい姿を披露するなど、プライベートでの二人の関係性も注目されているようです。

16年間主演をこなした実力派、中村俊介さん

185cmの長身と端正な顔立ち、そして確かな演技力で人気を維持している中村俊介さん（43歳）。2003年に榎木孝明さんから『浅見光彦シリーズ』を引き継いで以来、16年間にわたって主演を務めた安定感のある俳優です。女性スキャンダルのない落ち着いた雰囲気も、長く愛される所以かもしれません。

三枚目役が似合う元二枚目俳優、東幹久さん

バラエティやドラマなど幅広く活動する東幹久さん（49歳）。正統派二枚目として俳優人生をスタートするも、2000年放送の『やまとなでしこ』でのフラれ役が評価され、三枚目役が似合う俳優として注目されるようになりました。今年放送された『正義のセ』でゲスト出演を果たすなど、コンスタントに活動を続けています。

世界が認めるカメレオン俳優、加瀬亮さん

カメレオン俳優として演技力が高く評価される加瀬亮さん（44歳）。CNNの『まだ世界的に名前は売れていないが、演技力のある日本の俳優7人』に選ばれたこともあり、その実力は世界にも認められるほどです。2018年5月公開の『モリのいる場所』、同年11月公開の『鈴木家の嘘』に出演するなど、映画を中心に積極的な活動を見せています。

日本有数のサラブレッド俳優、小泉孝太郎さん

今年7月に40代になり、風格が高まりつつある小泉孝太郎さん（40歳）。元内閣総理大臣・小泉純一郎氏の長男という日本有数のサラブレッドの結婚事情は気になるところです。しかし、11月のイベント出演時に「独身は最高なのでもう少し謳歌したい」とコメントしており、結婚に焦りはないようですね。

怪演で世間を魅了した名優、三上博史さん

独自の世界観と高い演技力で支持される三上博史さん（56歳）。1992年放送の『あなただけ見えない』で多重人格者を演じた際には、その怪演ぶりで関心を集めました。現在もドラマや映画で活躍を続けており、『モリのいる場所』への出演は記憶に新しいところです。俳優とした高い地位を築いていますが、女性スキャンダルもなくその私生活は謎に包まれています。

株価も揺るがす「ましゃロス」に見る社会的影響

イケメンで高収入とあれば、モテるに違いないイケメン俳優たち。結婚せず独身を貫くのは、何か理由があるのでしょうか。理由のひとつとして、人気の低下が考えられます。

その顕著な例といえるのが、かつて独身イケメン俳優の代表格だった福山雅治さん（49歳）の結婚です。2015年に女優の吹石一恵さんと結婚を発表した際、自身が所属するアミューズの株価が急落。その事実がテレビやインターネットで大々的に取り上げられ、ファンクラブ収入などの売り上げへの影響が懸念されたり、仕事を早退するファンが続出したりと、「ましゃロス」と呼ばれるほど社会に大きな影響を与えました。

人気俳優の結婚は自身の俳優生命だけでなく、会社の運命までも背負っていることが。その影響力を考えると、人気が高まれば高まるほど結婚に慎重にならざるを得ないのかもしれません。

将来を左右する結婚、慎重に考えるべき？

世間への影響が大きい芸能人の結婚は、個人の意思だけではどうにもできない問題に発展することも。若ければ勢いで結婚してしまう人気俳優も多いかもしれませんが、年齢を重ねた大人だからこそ、冷静に考えて踏み出せない人もいるのではないでしょうか。結婚は本人だけでなく、周りの生活をも左右する大イベント。慎重に考えるべきだといえますね。

文・古賀令奈