みなさんは、「日本でいちばんストレスが多い都道府県」はどこだと思いますか?今回は、一般社団法人ストレスオフ・アライアンスが2020年8月に発表した調査結果をもとに、ストレスが多い都道府県、少ない都道府県をご紹介します。

※一般社団法人ストレスオフ・アライアンスと合同会社エンディアンが運営するCHILL OUTによる合同調査
対象者:全国10万人の男女(20~69歳の男女各5万人)
調査期間:2020年7月23日~7月27日
評価方法:「低ストレス者の割合-高ストレス者の割合」で算出する「ストレスオフ指数」をランキング化

ストレスが多い上位3県は?

まず、ストレスが多い都道府県の上位3つを見てみると、男性では1位が岐阜県、2位が滋賀県、3位が石川県となっています。一方女性では、1位が高知県、2位が秋田県、3位が山梨県です。

女性で1位の高知県は、2019年のアンケートでは17位でした。2位の秋田県は、2018年、2019年と連続で1位で、「ストレスが多い都道府県」の常連であるといえます。

気になる東京都の順位は?

首都・東京のランキングも見てみましょう。まず男性は、ストレスが多い県42位、つまり「ストレスが少ない県」でいえば上から6番目に入っています。一方、女性はストレスが多い県6位という結果でした。

この背景には、コロナ禍で在宅勤務が増加したことが関係していると考えられます。在宅勤務が増えたことで、男性はストレス要因である通勤から解放された一方で、女性は「パートナーが1日中家にいる」ということがストレス要因のひとつになったとも推測されるのです。