「丸亀製麺」は、本格的な讃岐うどんが格安で食べられる人気のうどんチェーンですが、こんなに低価格でお店の儲けはあるのでしょうか。今回は、丸亀製麺をはじめ、私たちに馴染みのある飲食店の原価率について考えてみました。
「丸亀製麺」の原価率はいくら?
丸亀製麺のうどんは、いちばん安い「釜揚げうどん」の並が290円(税込)で食べられます。その他のうどんメニューも300~400円台、いちばん高い「辛辛牛焼肉冷麺(※季節限定商品)」でも並は720円(税込)です。
気になる原価率をチェックしてみましょう。丸亀製麺などを運営する「株式会社トリドールホールディングス」が発表する2019年度の有価証券報告書によれば、グループ全体で約26%です。飲食店の原価率は30%前後が目安とされているので、26%というと目安よりはやや低い数値と言えるでしょう。ただしこれは、丸亀製麺以外に経営しているカフェなどの数字も含みます。
なお、丸亀製麺のみの売り上げでは、原価と販売費や一般管理費が占める割合は約86%で、利益率は売り上げの約14%です。飲食店の利益率は平均が9%弱なので、飲食店として優良な数字と言えます。
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「丸亀製麺」の原価率はいくら?うどん屋さんに聞いてみた!(2020/08/24公開)
モスバーガーの原価率はいくら?
モスバーガーの原価率は50%程度と、他のファストフード店に比べて高いです。マクドナルドの原価率は35%程度なので、両社にはかなり差があります。なぜ、こんなにも原価率が高いのでしょうか?
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