ハンバーグに肉じゃが、ポトフにチキンライス…おいしい食事を引き立てる名脇役と言えば、玉ねぎでしょう。甘味と独特の旨味を持つ玉ねぎは、数々の料理に欠かせない万能野菜ともいうべき食べ物です。しかし、玉ねぎには無視できない欠点があります。それは、切るときに目にしみて大変痛いという点です。

そこで今回は、玉ねぎを切る際、目にしみないで切る方法を4つ厳選してご紹介します。

玉ねぎを切るときに涙が出る理由

玉ねぎを切るときに目にしみて涙が出るのは、玉ねぎに含まれる「硫化アリル」という物質の影響です。硫化アリルは揮発しやすく、玉ねぎを切った断面から空気中に散らばるのですが、これが目に入ると粘膜を刺激し、強い痛みを感じさせ、涙が出るのです。玉ねぎを切っても目にしみないようにするためには、この硫化アリルを目の粘膜に触れさせないことが大切です。

決定版!玉ねぎが目にしみない方法4選

レンジで加熱してから切る

硫化アリルは熱に弱く加熱でなくなる、もしくは弱くなるという性質があります。そのため、玉ねぎを切る前に電子レンジで1~2分程度加熱するだけで、涙が出にくくなります。

冷蔵庫で冷やしてから切る

硫化アリルは揮発性が大変高いのですが、玉ねぎ自体の温度を下げると、揮発しにくくなります。玉ねぎを切る10~30分前から冷蔵庫で冷やしておくだけで、切った時の目の痛みが大きく軽減されます。