世界を見渡してみても、日本はダントツで家事育児の男性参加率がとても低い国。インスタや周囲にイクメンをアピールする、なんちゃってイクメンは増えているものの、本当の意味でのイクメンはやはり少数です。日本人男性がイクメンになりきれない3つの理由をご紹介します。

見本となる夫婦像や家族像が見えない!

身近で理想的なイクメンに出会ったことがないという人も多いのではないでしょうか。イクメンという概念がなかった上の世代はもちろんのこと、現在もドラマや映画でイクメンの理想像が正しく描かれているものはほとんどなく、見本となる夫婦像や家族像が定まっていない現状に原因があるようです。イクメンがいいとは理解していても、目指すべき姿が見えなければ意味がありません。

意外と根強い!大黒柱信仰

「男は生活費を稼いでくるもの」という大黒柱信仰に、知らず知らずのうちにとらわれている男性は意外と多いようです。家事育児をする男性=社会的に価値のない存在という図式が潜在意識としてあると、家事育児への参加を拒んでしまうのかもしれません。しかし、今は女性の方が稼いでいてもおかしくない時代です。家事や子育ても男性の重要な仕事であることを、しっかりと理解してもらう必要があります。