同じ成果を挙げていても出世する人としない人がいます。その違いはどこにあるのでしょうか。実は常日頃から心がけている行動の違いにあります。

この記事では、「出世する人が絶対にやらないこと」を3つご紹介。そこから見えてくる「出世する人の行動パターン」を探ってみました。

計画性のない行動を取る

出世する人は計画性のない行動を嫌います。

計画性のない行動とは、以下のようなことを指します。

  • 夜遅くまで飲み歩く
  • 時間にルーズ
  • 思い付きで部下に無茶な指示を出す
  • お金の管理のまずさから借金で苦しむ

出世する人は計画性がないと生活が乱れ、仕事に悪影響が及ぶことをよく知っています。そのため、生活のリズムを整える目的で毎日のルーティンを決め、それを厳守する人が多いようです。

たとえば元大リーガーのイチローさんは、毎朝カレーを食べてその日の体調チェックや調整を行ったことで知られています。また、大企業のトップになった人の多くも、日々のルーティンを続けることの大切さを説いています。

計画性のある行動をルーティン化して続けるのは意外と難しく、挫折せずに長く続けるには強い意志を要します。しかし、ストイックにそれができる人であれば出世しやすいでしょう。

一人で仕事を抱える

出世する人は一人で仕事を抱えません。

「一人でできない量の仕事を抱える」、「管理職が部下の仕事まで行う」などの行為が、自分にも会社の利益にもマイナスになるとわかっているからです。

仕事には必ず期限があります。一人で多くの仕事を抱えすぎれば、期限に遅れて周囲に迷惑をかけることにもなりかねません。また、それが原因で会社の利益をも損ねる危険性もあるのです。

また、管理職が部下の分まで仕事を抱えた結果、本来の仕事である管理業務がおろそかになり、担当者同士の連携ミスなどから業務が滞る恐れもあります。

その結果、部下が「あの上司は仕事ができない」「自分は上司に信用されていない」と感じ、仕事へのモチベーションが下がることも考えられます。

そのことをよく知る人は、常に大局的な視点で業務がスムーズに執り行われることを重視します。その結果仕事もうまくいって出世しやすくなるでしょう。