「楽天ペイ」は、楽天が提供するキャッシュレス決済の一つです。現金がなくてもQRコードやバーコードを使ってスムーズに支払いができ、楽天市場でお買い物をする方は特にお得に使えます。「まだ使ったことはないけど気になる……。」という方がすぐに始められるよう、基本の使い方を解説します。

楽天ユーザーにおすすめ!「楽天ペイ」のメリット

(写真=PIXTA)

楽天ペイはお財布がなくてもスマホだけでレジでの支払いが完了するため、小銭をじゃらじゃらさせることもなく素早く簡単にお買い物ができます。

専用のアプリをダウンロードして最初に設定をしておく必要がありますが、楽天市場や楽天銀行、ラクマなどほかの楽天サービスを利用したことがある方なら、自分の楽天IDを入力するだけで情報が連携されるため、最短1分程度で利用し始めることができます。

楽天ペイのメリットはそれだけではありません。楽天ペイを利用することで「楽天スーパーポイント」が貯まります。このポイントは、楽天市場でのお買い物や楽天証券での投資運用など楽天のさまざまなサービスで1ポイント=1円としてお金同様に使えます。ほかの楽天サービスで貯めたポイントを楽天ペイで支払いに使う、ということも可能です。

楽天が提供するさまざまなサービスを利用すればするほど獲得できるポイント率がアップする「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」という制度もあります。こういった特長から俗に「楽天経済圏」とも呼ばれ、楽天スーパーポイントは利用できる範囲も広くとても貯まりやすいお得なポイントとして有名です。

楽天ペイの支払い方法は?どうやってチャージする?

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具体的な使い方を見ていきましょう。

楽天ペイを街のお店で利用する方法は3種類ある

・コード払い
アプリを開いて自分のバーコードやQRコードを表示させます。お店の方にそれを読み取ってもらえれば支払い完了です。

・QR払い
こちらは逆で、お店の方が掲示しているQRコードを自分が読み取って支払います。楽天ペイのアプリ内に「QR読み取り」という機能が付いています。

セルフペイ
上述の「QR読み取り」ボタンの隣に「セルフ」というボタンもあります。「セルフ」を選ぶと、コード読み取りではなく自分で店名や金額を入力して支払うことになります。どうしてもうまくコードが読み取れないときなどに使えます。

インターネットでのお買い物で利用する場合

ネットショッピングの場合は、楽天IDでログインしてお買い物をすれば、アプリを表示させなくても自動的にポイントが貯まります。支払い方法を選ぶ際に「楽天スーパーポイントを利用する」にすればポイントの利用もできます。

どうやってチャージする?

楽天ペイは前払いタイプの決済方法ではありませんので、PayPayやLINE Payとは違いチャージしなくても利用できます。支払い元になるクレジットカードを登録しておけば、使った分をあとでクレジットカード会社から請求されます。楽天スーパーポイントが貯まっているときは、それを使って支払うこともできますよ。

チャージは不要なのですが、楽天カードや楽天銀行の口座からチャージしておくこともできます。チャージしたお金は「楽天キャッシュ」として支払いや送金に使えます。毎月一定額しかチャージしないようにして、使い過ぎを防ぐという使い方もできますね。

かんたん!楽天ペイの登録方法

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楽天ペイアプリをインストール

iPhoneユーザーなら「App Store」、Androidユーザーなら「Google Play」で楽天ペイアプリを検索し、ダウンロードします。

ログインもしくは情報を登録

アプリを開くと、まずは個人情報の入力が必要です。楽天IDを持っている方はそのIDでログインするだけなので手間が省けます。登録した電話番号あてにSMSで認証番号が送られてきますので、それをアプリ内で入力すれば完了です。スマホに慣れている方なら難なく設定できるでしょう。