トクする
2018/06/06

なぜ「限定」に弱い女子はお金が貯まらないのか?

(写真=PR Image Factory/Shutterstock.com)
(写真=PR Image Factory/Shutterstock.com)
いつものパン屋さんの前を通ると、今日に限って「本日限定メロンパン、売り切れ御免」というポスターが貼られています。気になって、足を止める方も多いのではないでしょうか。

女子であれば「数量限定」や「期間限定」という言葉を見ると、ついつい買いたくなるというもの。しかし、そこで誘惑に負けて買ってしまうと、お店の思うツボです。「限定」のキーワードにひかれて購入していると、知らず知らずのうちに浪費しているかもしれません。

お得なのはどっち?

例えば、下記の2つのケースに対してあなたはAとB、どちらを選びますか?

ケース(1)どちらのくじを買いますか?

A…7万円が必ず当たるくじ
B…80%の確率で10万円が当たるくじ

ケース(2)どちらのくじを買いますか?

A…7万円を必ず支払うくじ
B…10万円を支払うが、20%の確率で払わなくてよいくじ

それぞれ、AとBどちらのくじがお得か、検証してみましょう。

AとB、どちらがお得か検証!

くじを10回引くと考えれば、分かりやすいですよ。

ケース(1)でAのくじを10回引くと、70万円がもらえます。一方のBは、10回のうち8回、10万円が当たります。2回は外れるため、最終的に80万円がもらえるということです。

ケース(2)も10回くじを引きましょう。Aは70万円を支払います。一方、Bは10万円を8回支払い、2回は払わなくてよいので、支払う金額は80万円です。

つまり、数学的にはケース(1)はB、ケース(2)はAのほうがお得といえます。

しかし、多くの人がケース(1)では、確実に利益を得たいという気持ちからAを選び、ケース(2)では損をしない可能性に賭けたいという気持ちからBを選びます。

私たちは、知らず知らずのうちに「損をしたくない」という気持ちから、非合理的な行動をとっているのです。

限定に弱い人は「損をしたくない」から損をする

期間限定や数量限定についても同じことがいえます。今買わないとチャンスを逃す、損をする、と思ってしまうのです。ですが、購入するときに一度、冷静になって考えてみましょう。

限定だから買いたいのか、それとも、本当に必要だから買いたいのか。

もし、限定だからという理由であれば、チャンスを逃したくないと思っています。これは必要ではないものを購入する、つまり、お金が貯まらない行動パターンに陥っています。

自分が限定に弱いと分かっているなら、購入時に「本当に必要か」を自問自答してみましょう。冷静になることで、財布のお金が減るスピードが遅くなるかもしれません。

文・前田菜緒(1級ファイナンシャル・プランニング技能士)

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