出会った当初は特に意識していなかったのに、ふとした瞬間「ちょっといいかも」と、突然相手がまぶしく思えてくることってありますよね。今回は、そんな“恋のきっかけ”エピソードを3つご紹介しましょう。
写真はイメージ(以下同じ)
え?最初にそれ聞く?
中嶋早希さん(仮名・32歳・会社員)は、昨年末に婚活アプリに登録しました。
「何人かとマッチングして、デートしてみたのですがお付き合いしてみたいと思える男性にはまだ出会えなくて」
そんなある日、たまたま「いいね!」をくれた、さほど好みでもない男性を間違えてスライドしてしまい、マッチングしてしまいました。
「『間違えてしまいました、すみません』と詫びるべきか、無視するか悩んでいたら、その男性(Kさん・37歳・会社員)からメッセージが届いたんです」
「マッチングできて嬉しいです。突然ですみませんが、サボテンのことを聞いてもいいでしょうか?」といきなり質問されて、早希さんは思わず「は?」と声がでたそう。
「だいたい男性からの最初のメッセージって、自分の紹介文とか『お写真拝見しました、本当に綺麗ですね』とベタ褒めしてくることが多かったので、こんなパターンもあるの?って思いました」
誘ってこないの?
プロフィールに「ベランダで植物を育てることが趣味です」と書いてある早希さんは、ちょっと興味がわき「どうぞ」と返しました。
「すぐにKさんから『昨年100円ショップで買ったサボテンの上に、最近毛玉のようなものができてきたのですが、何だか分かりますか?』と返信がきたので、サボテンも育てている私は、意気揚々と『それはつぼみですね。水に濡れると腐りやすくポロリと落ちてしまうので注意です』と答えました」
すると「そうなんですね、ありがとうございました!花が咲くのが楽しみです」とお礼を言われ、さてどんな風に誘ってくるのかな?と待っていたら…。
「2時間位待ったのですが一向に返信がなくて。我慢できなくなり『私はYahoo!知恵袋か!』ってこちらから送ってしまいました(笑)」
すると「面白い人ですね~!」と返信がきて、それから話が盛り上がり、会ってみることになったそう。
「会ってみたら写真よりずっとかっこよくてビックリしました。『プロフィールの写真選び適当すぎだろ!』とまた突っ込んでしまいました」
2人は程なくお付き合いを始めたそうです。
お次は見た目が派手な女性に出会った男性のエピソードです。