2日目午後：近年人気が高まっている景勝地「白金青い池」と「白ひげの滝」を訪れよう
ボリュームたっぷりのハンバーガーでお腹を満たした後は、近年美瑛エリアの中でも特に人気が上昇している「白金青い池」と、青い池からすぐの「白ひげの滝」を訪れましょう。
”美瑛ブルー”が美しい「白金青い池」
白金青い池を写した写真を、米国Apple社がMacintosh OSXの壁紙の1つに採用したことで知名度が爆発的に拡大し、世界中から観光客が訪れるようになった人気スポット。空の青さとも海の青さとも違う、乳白色が混ざったような自然界ではあまり目にすることのないミルキーな青さが特徴で、最近では”美瑛ブルー”とも称されています。
青く見える理由としては、湧水に含まれる水酸化アルミニウムなどの微粒子が美瑛川と混ざることによってコロイドが生成され、そこに太陽光が差し込むことで透過性の高い青色を乱反射させるため、ということらしいですが、実はまだはっきりとは解明されていないのだそうです。いろいろな偶然が重なってできた奇跡の景観と言えるかも知れません。
春〜夏にかけて緑の木々に囲まれた青い池も美しいですが、秋のカラフルな紅葉に囲まれた姿や、冬の白銀の世界とのコントラストもまた見事です。
青い川に白い滝が流れ落ちる「白ひげの滝」
白金青い池に続いて向かう「白ひげの滝」は、通称ブルーリバーとも呼ばれている美瑛川の渓流に、岩の間から染み出てきた地下水が勢いよく流れ落ちている落差30mほどの滝です。秋の紅葉や冬のライトアップも見事ですが、夏の深緑は目を見張る自然美で楽しませてくれます。滝を流れる水の白さと、美瑛川の青色のコントラストが美しい人気の景勝地です。
2日目夜：富良野エリアの宿に宿泊
白金青い池・白ひげの滝を巡った後は、そろそろ2日目の宿へ。3日目はラベンダーシーズンであれば上富良野町、それ以外のシーズンであれば富良野町内のスポットから観光をスタートするので、翌日の移動に便利な場所で希望の宿を探してみて。
＜ラベンダーシーズンの場合＞3日目午前：「かんのファーム」、「フラワーランドかみふらの」でラベンダー鑑賞！
ラベンダーシーズンであればぜひ、3日目は丸1日かけてラベンダーの名所を巡りましょう。まず訪れるのは上富良野町にある「かんのファーム」と「フラワーランドかみふらの」です。
嵐のCMに登場した景色も眺められる「かんのファーム」
「かんのファーム」は上富良野町にある、入場無料のファームガーデン。6月中旬～10月中旬にかけてオープンしており、ラベンダーをはじめとする季節の花々を鑑賞できます。敷地内に併設された売店「きん・こん・かんの」ではラベンダーを使ったオリジナルグッズを扱っているほか、ソフトクリームやジャガイモに衣をつけて揚げたあげいもなども販売しています。
また嵐が出演したJALのCMに登場した「5本の木」はここかんのファームのすぐ近くにあり、ファーム内からも眺められます。
ラベンダー以外の花も楽しめる「フラワーランドかみふらの」
かんのファームに続いて訪れる「フラワーランドかみふらの」は、ラベンダーの時期のみならず、季節の花々が咲き乱れる広大な花の楽園。新鮮野菜の直売や旬野菜の詰め放題・食べ放題など、花以外の魅力も数多く用意されています。花畑の中を周遊する「遊覧トラクターバス（大人500円／子供300円）」は、お子さんやカップルに人気です。
花畑の開園期間は6〜9月までですが、12月20日～1月15日以外の冬期間も営業しているので、秋冬に青い池を訪れた観光客の方も立ち寄れます。
3日目ランチ：「唯我独尊」でご当地メニュー「オムカレー」をいただこう
かんのファーム、フラワーランドかみふらのでラベンダーを楽しんだ後はランチタイム。富良野の人気カレー店「唯我独尊」でお昼にしましょう。
富良野のご当地メニューとして知られる、地元食材を使ったカレーにオムレツが乗った「オムカレー（1,130円）」や、自家製ソーセージをトッピングした「自家製ソーセージ付カレー（1,130円）」などが特におすすめです。
