アロハ!
今季の冬は暖冬だと思っていたら、立春過ぎてから雪が降ったり…。
急な寒さに体調を崩している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
米国ではインフルエンザが猛威を振るっていますが、それよりなにより心配なのが新型コロナウイルス(2019-nCoV)ですよね。
私の周りでも、マスクや除菌シートが売り切れて手に入らないと話題になっています。
新型コロナウイルスの予防法がわからないため、どう防ぐか悩ましいところです。
ハワイでのコロナウイルスはどのような状況なのでしょうか?
最新情報と合わせて、ハワイの感染症の歴史などもお伝えします。
ハワイの現状
ハワイのデイビッド・イゲ州知事は、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、新たな緊急宣言を2つ発表しました。
- 緊急時を除きハワイ州全域にて不要不急の外出禁止令
ハワイ居住者及び州外からの渡航者にハワイ州到着後14日間の自己隔離を命じる新たな緊急宣言 外出禁止令は、居住者、渡航者問わず全ての方を対象とし、3月25日午前0時1分から4月30日までの期間になります。
不要不急の外出は禁止ですが、薬の手配や医療機関への訪問、必要な食糧や備品調達のための外出は許可されます。ハワイ州到着後14日間の自己隔離を命じる新たな緊急宣言は、3月26日以降、米国本土および海外からハワイへ到着する全ての方に適用されます。
隔離期間中の滞在先は、ハワイ訪問者の場合は自身で宿泊先を手配しなければなく、費用も自己負担となります。新型コロナウィルス(COVID-19)感染者数
ハワイの感染者数は、以下のように。
- オアフ島:369人
- ハワイ島:41人
- マウイ島:92人
- カウアイ島:21人
- 海外滞在中のハワイ居住者:6人
- 確認中:1人
- 合計:530人
回復者数は、359人となっています。
ハワイ州から他国・地域への渡航注意レベル
疾病管理予防センター(CDC)によるハワイ州から他国・地域への渡航注意レベルは、以下のように。 - レベル3(渡航は止めてください。(渡航中止勧告)):インド、インドネシア、南アフリカ、エクアドル、フィリピン、サウジアラビア、シンガポール、カタール、ルーマニア、トルコ、タイ、パキスタン、チリ、ブラジル、イスラエル、カナダ、日本、オーストラリア、マレーシア、イギリス、アイルランド、イラン、中国、ヨーロッパ、韓国
- レベル2(不要不急の渡航は止めてください。):その他の国
- レベル1(十分注意してください。):現在はありません
ハワイから中国本土への直行便は運航休止
今回の新型コロナウイルスに関して、2月2日に米国政府は非常事態宣言を発令しました。
非常事態宣言には、以下の内容が含まれています。
- 過去14日以内に中国への渡航歴・滞在歴がある外国人は、米国への入国を一時的に禁止
- 過去14日以内に中国湖北省へ渡航・滞在した米国市民は、帰国後最大14日間の検疫を強制的に行う
湖北省以外の中国本土の地域から帰国する米国市民は、特定の空港で健康診断を受ける必要がある 中国から帰国する米国市民については、米国内にある11の空港にて受け入れる体制を整えました。
対象となる空港の一つが、ハワイ州オアフ島のダニエルKイノウエ国際空港です。また、ハワイ州から中国本土へのダニエルKイノウエ国際空港(旧ホノルル国際空港)への唯一の直行便を全便運航休止(2月2日現在)しています。
日本-ハワイ便に関しては、デルタ航空が3月7日から4月30日までの期間、便数を一部変更することを発表しています。
- 東京-ホノルル便は毎日便で、便数の変更なし
- 大阪-ホノルル便は毎日便から週3日
- 名古屋-ホノルル便も毎日便から週3日
ここまで、ハワイにおける新型コロナウイルスの現状についてご紹介してきました。
続いては、ハワイの感染症の歴史について紹介していきます。