日本海に面した新潟県。天気の良い日には息をのむほどの美しい夕陽が沈むことでも有名な日本海夕日ラインですが、その一部となる越後七浦シーサイドラインでは、日本海の荒波にもまれた奇岩が作り出す壮大なスケールの光景が見られます。今回は、越後七浦シーサイドラインとオススメスポットをご紹介します。
美しい光景が広がる越後七浦シーサイドライン
日本海に面する新潟県の海岸線を南北に走る日本海夕日ライン。北は山形県境村上市から、南は富山県境の糸魚川市までおよそ337㎞にわたります。
天気の良い日には海に沈む雄大な夕日の絶景が楽しめ、ドライブにもピッタリの道路です。
日本海夕日ラインの中でも、新潟市西蒲区にある角田浜から長岡市野積浜までの、およそ14㎞にわたって続いているのが越後七浦シーサイドライン。日本海沿いを走ることができ、天気の良い日には佐渡島も見える絶好のドライブコースです。以前は有料道路でしたが、現在は無料で走行可能。四季折々大自然の美しさを体感できます。
またこのエリアでは、雄大な日本海の景色とともにの荒波にもまれた奇岩・奇石が姿を見せます。
越後七浦シーサイドライン沿線のオススメスポット
それでは、新潟市内にある越後七浦シーサイドライン沿線上のオススメスポットをご紹介しましょう。
巻漁港
越後七浦シーサイドライン北側にある巻漁港。期間限定で漁業関係者だけでなく、一般の人も直売所で新鮮な鮮魚が買えます。魚がなくなり次第終了になりますが、詳しくは新潟漁業共同組合のFacebookページをご覧ください。
また漁港では内海、外海で釣りも楽しめ、多くの人が釣りを楽しみに足を運びます。
### 角田岬灯台
恋する灯台プロジェクトにも認定されている角田岬灯台。高台にあるので急な山道を少し上ってアクセスしますが、その甲斐あって美しい灯台とその眼下に日本海の絶景が広がります。天気の良い日は、日本海に沈む夕日の眺望も魅力。ぜひ大切な人とともに見てほしい絶景です。
越後七浦観音
間瀬海岸の通称・白岩というエリアに鎮座する、越後七浦観音。その高さはおよそ6メートルにも及びます。昭和46年に魚籃観音像として開眼されました。
海難救助や遭難者の冥福、家内・交通安全・商売繁盛、魚霊や水子供養の観音様として親しまれていましたが、昭和59年に閉眼。しかし昭和60年に地域の人々の善意に支えられ、この地に再建遷座した観音様です。毎年6月中旬には、「越後七浦観音例大祭」が開催されます。
近くの崖の上には大己貴神社も鎮座。こちらは、国造りや縁結び、農業屋商業の神様として崇められています。