映画『デンジャーコール』のネタバレあらすじ
ここからは、映画『デンジャーコール』のあらすじをネタバレを含みつつご紹介します。起承転結の四つのパートに分けてまとめるので、機になる箇所だけ参考にするもよし、結末まで目を通すもよし、お好きに活用してください。
ネタバレあらすじ：起
警官のジェレミー・ミラーとその妻で緊急コールセンターのオペレーターとして働くパメラの間には、一人娘のキャシーがいました。しかし、彼らは別居しており、ジェレミーは寄りを戻すための画策をしていました。
ある日パメラが出勤すると、匿名で通報があります。それは「10分後にドーキンス5番通りで恐ろしい大事故が発生する」というものでした。彼女はジェレミーに無線連絡します。それを受けてジェレミーと同僚のハワードが現場へ行くと、ジェレミーの乗車しているパトカーにトレーラーが突っ込みます。
通報者はパメラに誘拐したキャシーの映像を送信し、「全ての着信を無視し常に自分と通話状態にすること」「詮索をすることなくこちらからの質問には必ず答えること」「命令に従うこと」を掲げて脅迫します。
ネタバレあらすじ：承
なんとか命拾いしてハワードと共にトレーラーを調べるジェレミーでしたが、そこには誰にも乗っていませんでした。通報者は、パメラに「レザベン通り1731にジェレミーを向かわせろ」と指示します。そこへ向かったジェレミーが見たのは、無人の工場でした。
しかし、突然そこで爆発が起こります。さらに増援に来た警官たちは巻き添えとなりました。通報者はなおもキャシーの映像でパメラを脅し、「ウエストモントサークル12へ向かえ」と命令します。
そして、パメラとジェレミーの関係についてや、別居している理由などについて執拗に詮索してくるのでした。その頃パメラは、ジェレミーが刑事から警官に降格させられるきっかけとなった火事のことを思い出していました。
ジェレミーとハワードはウエストモンサークル12に到着しますが、そこで何者かが家に放火している現場を発見します。そして犯人を追いかけ捕らえることに成功したのでした。放火犯は「白人の男に雇われた」と言いますが、ハワードは突如放火犯を射殺します。
犯人が持っていたリュックサックにはジョージア国立銀行の札束があり、ジェレミーはパメラに銀行を調べるよう指示します。これを受けたパメラは、銀行強盗の陽動作戦である可能性を感じていました。
ネタバレあらすじ：転
通報者は、ウィロー通り3814にて発砲事件が起こると言い、ジェレミーらを現地へ向かわせるように命令します。しかし、ジェレミーはこれに背き、銀行へ向かいました。パメラは指定された場所へ行かないとキャシーが殺されてしまうとメールを送信します。
それでもなお銀行へ向かったジェレミーは、そこで武装した銀行強盗が多くの人質をとって立てこもっているのを発見します。そして事態は銃撃戦へと発展しますが、ハワードは強盗を射殺し、ジェレミーが強盗の携帯電話から会話履歴を漁ります。
そこへ、通報者から「銀行の金を持って単身ホーソン通り643まで来るように」と指示が入ります。さらに、ここで金とキャシーの身柄とを交換すると告げられるのでした。ジェレミーとハワードは金を持って指定された場所へ向かいます。
その途中、パメラに「履歴にあった番号を調べてほしい」とメールを送信するのでした。ジェレミーと応援のSWAT隊が指定された建物に入ると、そこには誰もおらずキャシーは別の場所に連れ去られたように思われました。
そこでジェレミーがパメラに電話をかけるため外へ出ると、ハワードの持つスイッチにより建物が爆破され、中にいたSWAT隊は一人残らず殲滅されてしまいました。
ネタバレあらすじ：結
ジェレミーから頼まれた電話番号を調べたパメラが目にしたのは、その番号が911緊急コールセンターのものであるという事実でした。さらに、通報者の正体は、欠勤していたパメラの上司、リチャードだったということも判明します。
ジェレミーが降格させられる原因となった火事も、リチャードが仕組んだものだったのでした。その目的とするところは、ジェレミーの持つ銀行の機密情報が入っているパソコンだったのです。SWAT隊とハワードがコールセンターに駆けつけ、リチャードに銃口を向けたパメラは逮捕されます。
裏で協力関係にあったリチャードとハワードは、奪った金を車に乗せて逃亡しました。護送されるパメラをジェレミーが助け、二人はリチャードとハワードを追います。
そして手下を次々に倒し、ついにリチャードとハワードの乗った車を横転させ、パメラとジェレミーは力を合わせて二人を始末しました。事件が解決した後、ジェレミーとパメラはよりを戻し、人質に取られていたキャシーも無事に助け出されたのでした。
