整体の中にも色々な種類があります。
「カイロプラクティック」は聞いたことがあるけれど、具体的にはよく分からないという方も多いですよね。
今回はカイロプラクティックと整体の違いや必要な資格についてご紹介します。
カイロプラクティックとは?
カイロプラクティックは1985年にアメリカで開発されたヘルスケアです。
後に世界85ヵ国以上に広まりました。
手技によって、特に背骨の歪みによって起こるカラダの不調にアプローチし、姿勢の改善や痛みの緩和を目指す施術です。
カイロプラクティックの効果は、代替医療としてWHO(世界保健機構)にも認められています。
日本ではカイロプラクティックの国家資格は必要ありませんが、44の国と地域で法制化されています。
厚生労働省によって「医療類似行為」と見なされておりますが、あくまで治療ではなくリラクゼーションです。
カイロプラクティックと整体の違いとは?
多くの国では代替療法としても認められているカイロプラクティック。
さまざまな種類の整体の技術がある中で、カイロプラクティックはどのようなものなのでしょうか?
カイロプラクティックと整体の具体的な違いをご紹介します。
カイロプラクティックの施術とは?
カイロプラクティックは、人間が本来持っている自然治癒力を高めることを目指したボディケアです。
そのための施術として、手技や器具を用いて姿勢の崩れを改善することで、カラダの歪みや関節の不調の改善を目指します。
歪んだ背骨を矯正して正しい位置に戻すことで、カラダの関節も動きやすくなり、不調や痛みの改善につながります。
整体と違うポイントは?
カイロプラクティックは、日本では整体という大きなジャンルの中の一部に分類されています。
日本の整体は法的な定義がされていないため、「整体」の範囲は広く、カイロプラクティックも「整体」として分類されることが多いのです。
具体的な違いのポイントは、
- カイロプラクティックは脊椎を中心にカラダの歪みを改善し、カラダの不調を改善に導くもの
- 整体はで筋肉のこりや疲労、カラダ全体の不調などを改善する手技全般を指すもの
となります。
カイロプラクティックと整体に必要な資格の違いとは?
日本では、カイロプラクターは整体師の中の一種という認識なので、カイロプラクティックの資格は整体師資格の一種ということになります。
カイロプラクティックは整体師資格と同様に必要な国家資格などはないため、独学でもカイロプラクターになることは可能です。
ですが、カイロプラクターもお客様のカラダを任せられる重要なお仕事です。
そのため安心、安全な施術が行えるように、資格を取得することが必要です。