『ガンジー』や『アイアンマン3』など数々の人気作に出演しているベン・キングズレー。長年に渡りハリウッド界に君臨し続けるベン・キングズレーの出演作は、面白い作品ばかりです。今回は、そんなベン・キングズレー出演のおすすめ映画15選を紹介します。アカデミー賞を受賞した映画界でも高い評価を受ける作品から、笑えるコメディ作品まで幅広くピックアップしたので、ぜひ参考にしてみて下さい。
俳優のベン・キングズレーとは
まず初めに、ベン・キングズレーの基本的なプロフィールや、俳優としての凄さがわかるこれまでの経歴を詳しく記載していくので、ぜひチェックしてみて下さい。
ベン・キングズレーのプロフィール
氏名 | Ben Kingsley |
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生年月日 | 1943年12月31日(現在78歳) |
出身地 | イギリス・イングランド・ノース・ヨークシャー州スカーブラ |
ジャンル | 役者・俳優 |
ベン・キングズレーはイギリス出身の俳優で、インド人の医者である父とイギリス人のファッションモデルの母との間に生まれました。
幼少期から父と同じく医者になるつもりで勉学に励みますが、19歳の時に舞台『リチャード三世』を観たことで俳優を志し始めたのです。プライベートでは3度の離婚を経験しており、計4人の子宝に恵まれています。
ベン・キングズレーの経歴
ベン・キングズレーは19歳を機に俳優の道へ行くため、マンチェスターのアマチュア劇団での活動を始めます。1966年にはビートルズのマネージャーが手掛けた舞台で、ナレーターとギターと歌を担当しプロとして舞台デビューを果たしました。
また、1971年にはブロードウェイでの初舞台を経験し、1982年でベン・キングズレーの代表作である『ガンジー』でインドの独立運動の指導者であるマハトマ・ガンジーを演じ、アカデミー主演男優賞の他にも多くの賞を受賞したのです。
その後、2001年にヨーロッパのキリスト教国家の勲章であるナイトも与えられました。ベン・キングズレーは映画界でも国民としても数々の歴史ある賞を受賞している凄い俳優なのです。
ベン・キングズレー出演のおすすめ人気映画12選
続いて、ベン・キングズレー出演の人気作品を紹介します。こちらでは、口コミなどの評判が良いベン・キングズレー出演作品を厳選してピックアップしました。名作から話題作まで幅広く揃っているので、ぜひ参考にして下さい。
おすすめ映画①スニーカーズ
『スニーカーズ』は1993年に公開されたフィル・アルデン・ロビンソン監督が手掛けるスリラー・クライム作品です。あるコンピューターマニアの大学生二人は、政府機関や大統領の銀行口座に侵入し、大金を動かしていました。しかし、当局にそのことがバレて二人のうち一人のコズモが逮捕されます。
その事件から25年後、サンフランシスコでは「スニーカーズ」と言う集団が活躍していました。彼らは実際に依頼人の会社に侵入し、警備の盲点を突き止めるのです。ある日、スニーカーズはNSAから、高等数学者ジャネック博士が開発した超高性能の暗号解読器ブラック・ボックスの盗難を依頼されます。
渋るスニーカーズですたが、NSAはメンバーの一人ビショップに、過去の出来事をちらつかせました。なんと、コンピューターマニアのうち逮捕されていないひとりは、ビショップだったのです。
おすすめ映画②オリバー・ツイスト
『オリバー・ツイスト』は、2006年に公開されたクライムドラマ作品です。オスカー監督であるロマン・ポランスキーが、ディケンズの名作である同名小説を映画化しました。
19世紀イギリスの孤児院で育った9歳のオリバーは、その後救貧院にお世話になりますが、夕食でおかわりをせがんだだけで追放処分にされてしまいます。
一旦葬儀屋の主人に引き取られますが、理不尽ないじめに遭い遂にロンドンへ脱走しました。70マイルもあるロンドンへ無事辿り着くと、盗みをして生計を立てる子供集団と出会い、一員になるのです。
おすすめ映画③ボビー・フィッシャーを探して
『ボビー・フィッシャーを探して』は、1994年に公開されたドキュメンタリードラマ作品です。スポーツライターであるフレッド・ウェイツキンが、実の息子であるジョシュの少年期を描いたノンフィクションを、脚本家スティーヴン・ザイリアンが映画化しました。
ジョシュは、7歳にして天才的なチェスの才能を持っています。その才能は、ストリートチェスの名手ヴィニーも驚くほどでした。また、父親のフレッドも息子の才能に目を見開きますが、すぐさまこの才能をより開花させるため、往年のチャンピオンであるブルースの元へ向かいます。
ブルースは初め真剣勝負であるチェスの危険性を教えてくれました。そんなブルースのチェスに対する想いと姿勢に好感を持ったフレッドは、ジョシュのコーチを依頼するのです。
おすすめ映画④エレジー
『エレジー』は、2009年に公開されたロマンスドラマ作品です。フィリップ・ロスの短編『ダイング・アニマル』をイザベル・コイシェ監督が映画化し、見事な大人なラブストーリーに仕上げました。
大学教授のデヴィッド・ケペシュは、学生のコンスエラ・カスティーリョに一目惚れをします。その年齢差は30歳で、無謀にも思えたデヴィットの一目惚れでしたが、なんと一夜を共にするのです。
最初こそデヴィットは気楽な関係を求めていましたが、ジェネレーションギャップを感じながらも30歳離れたコンスエラに本気で惚れていき、恋愛に生きるようになるのでした。
おすすめ映画⑤シンドラーのリスト
『シンドラーのリスト』は、1994年に公開された戦争ドラマです。ユダヤ人大虐殺から多くの命を救った、ドイツ人実業家オスカー・シンドラーの半生を描く作品で、スティーブン・スピルバーグ監督の代表作のひとつとなります。
戦争を利用し金儲けを企てるシンドラーは軍用ホーロー容器工場を作り、価な労働力としてユダヤ人たちを雇いました。
軌道にのった軍用ホーロー容器工場でしたが、ナチスのユダヤ人迫害は時間と共にエスカレートしていきます。残虐な光景を目撃したシンドラーは、ナチスからユダヤ人の命を守るため、私財を使い救済をすることに決めたのです。
おすすめ映画⑥ガンジー
『ガンジー』は、1983年に公開されたリチャード・アッテンボロー監督による歴史ドラマ作品です。インド独立運動の指導者マハトマ・ガンジーの生涯を描いた映画で、第55回アカデミー賞では作品賞など8部門を受賞し、ギネス認定も受け多くの功績を残しました。
イギリス領インド人のガンジーは、顧問弁護士としてイギリス領南アフリカを訪ねますが人種差別をされます。激怒したガンジーは、暴力を一切使わないことを信条に抗議活動を始めるのです。
その後、人種や階級を越えたアシュラム共同農園を建設するなど、積極的にあ活動を続けていくと多くの支持者を集めていくのでした。