元気になって、少しお腹が減ってもらえたら
――人の人生によい影響を与えるという意味では、俳優も同じ意味を持ちますよね。
佐藤:そうですね。俺がやっていることで元気になってくれる人がいらっしゃるので、そういう人のためにやっているところもあります。そういう意味で、俳優の仕事に充実感があります。
――すなわち、ファンの方が原動力?
佐藤:それはもちろんありますね。それが一番大きい。当たり前すぎて、言うまでもないというくらいで、それでしかないです。そもそもファンの方にお見せして、元気になってもらうためにやっているので、自己満足じゃないんです。当然、お客様がいてこそ、ですね。
――今回の作品は、ファンの方にどう受け取ってほしいですか?
佐藤:そこまで気合い入れずに観てほしいなという想いはあります(笑)。ドラマを観て、元気になって、少しお腹が減ってもらえればいい。それが最高かなと思う。でも、できれば劇中のインスタントラーメンのアレンジレシピと同じものを作ってくれたらうれしいです。本当に美味しいので。ドラマの中で作り方も説明しているので、真似すればできると思います。
カッコよくて渋い大人になりたい
――将来的には、どういう人を目指していますか?
佐藤:カッコよくて渋い大人になりたいと常々思っているので、そこまで細かいビジョンは決まってないです。「カッコよく生きられたらいいな」くらいで、現状を楽しく生きていればいい。適当に生きるという意味ではなくて、今を全力に楽しめていればいいということですね。将来のことはまだ何も考えなくていいのかな、と。その暇があれば、今を全力に生きたいです。
――今、課題に感じることは?
佐藤:すべてにおいて足りていないんですよね。自己分析すると。昔からそうなのですが、パラメーターがあるとしたら、全部4なんですよ。すべてにおいて一番になれないというか、なにかしら強み、5になれるものがあればいいなと思っています。ずっと全部2番か3番か、みたいな感じがしているので。
――最初に何を“5”にしたいですか?
佐藤:一番近いなと思うのは、お芝居ですかね。正解がないものなので、5になりようがないんですが、それでも今のところ近いかなと思っています。
――その先の目標や理想はありますか?
佐藤:厳密にはありません。自分の理想は自分が成長した姿だと思っているので、誰かにあこがれたりすることはないんですよね。“成長した自分”になりたいと思っています。
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<取材・文/トキタタカシ> トキタタカシ 映画とディズニーを主に追うライター。「映画生活(現ぴあ映画生活)」初代編集長を経てフリーに。故・水野晴郎氏の反戦娯楽作『シベリア超特急』シリーズに造詣が深い。主な出演作に『シベリア超特急5』(05)、『トランスフォーマー/リベンジ』(09)(特典映像「ベイさんとの1日」)などがある。現地取材の際、インスタグラムにて写真レポートを行うことも。
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