猿楽台地(さるがくだいち)とは?
下郷町の落合地区にある猿楽台地は、昭和40年代に国営農地開発事業により整備された農地です。
約40ヘクタールもの広さを誇るのは、全国でも珍しく、平成10年度農林水産省などが主催した「第7回美しい日本のむらコンテスト」の生産部門で、農林水産大臣省に輝いた場所なのです。
標高が600~700mの高地に位置しており、昼夜の寒暖の差が激しい場所でもあります。その条件が、おいしいそば作りには適しているのですね。
そば畑の見ごろは?
例年、8月下旬から9月上旬にかけての初秋が見ごろとなります。農道を挟んだ両側が白いそばの花で埋め尽くされています。一つ一つは白く小さい可憐な花。その花が一面に広がる光景は、圧倒されるほどの白い絶景。周囲の山並みの濃い緑、晴れていれば青い空とのコントラストが見事です。
どこまでも続く真っ白な世界は、山から吹いてくる風と、遠くから聞こえてくる鳥のさえずりだけの静かな世界です。
道路は整備されていますが、駐車場はありませんので、路肩駐車となります。そばの花の開花中は、ライトアップも行われます。
そばの花を鑑賞した後は?
県道347号線で塔のへつりまでは約20分、大内宿までなら40分弱で到着です。そちらで、会津下郷のそばを頂くのも良いですね。写真は、本家玉屋でいただいた大内宿名物の祝言そばです。
そば以外のものが食べたい!そこまで空腹がもたない!という方には、こちらのカフェがお勧めです。
猿楽台地から10分ほどの場所にある会津ジイゴ坂学舎。ここは、旧旭田小学校落合分校だった廃校を利用して、2014年の5月にオープンしました。
地域文化発信の拠点として、映画製作のスタジオ、ギャラリー、カフェ、ショップなどを併設した複合施設です。
カフェでは、会津地方でとれるじゅうねん(エゴマ)を使ったじゅうねんワッフルがドリンクセットで¥850(税込)、インド産の8種類のスパイスをベースにした特製カレーランチがサラダ・ドリンク付で¥1,000(税込)などのメニューが人気です。
提供・トリップノート
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