バンコク市内にあるデザイナーズホテル「ソフィテルSOバンコク」では、4つのタイプから宿泊したい部屋のデザインを選ぶことができます。その中でも「アース・エレメント・ルーム」はとても個性的。好きになるかならないかは宿泊してみてのお楽しみです!
こだわりのデザイナーズホテル「ソフィテルSOバンコク」
「ソフィテルSOバンコク」は、バンコク市内を走るBTSのサラ・デーン駅から徒歩で約15分、地下鉄のMRTルンピニー駅から徒歩で約5分の所にあります。柔らかな曲線に四角い穴が空いたビルが目印です。
ホテルのフロントは、ビルの9階にあります。天井にある雲のような形の大きな照明が目に飛び込んできます。落ち着いたブラウン系でまとめられていますが、全体的にはデザイン性の高いクールな印象です。壁にはたくさんのアートが飾られていて、気に入ったものを購入することもできます。
ホテルの向かい側には、「ルンピニー公園」というとても大きな公園があります。とてもスタイリッシュなロビーですが、一面の大きな窓からは公園の緑を眺めることができ、癒されます。
また、10階にあるプールからもこの公園を見下ろすことができます。手前の公園と遠くのビルとのコントラストがとても面白いです。
もう一つ印象的なのが、スタッフの制服です。クリスチャン・ラクロワによるデザインで、スカート、パンツ、ワンピースなど、数種類のデザインがあるようです。どれも大胆で個性的なデザイン。スタッフそれぞれが好みの制服を着ています。筆者が訪れたときは、COVID-19のタイでの流行が始まる前でしたが、スタッフは皆マスクをしての接客でした。
どれにする?4つのタイプから選べる客室
「ソフィテルSOバンコク」には、メタル、アース、ウォーター、ウッドの4つの要素をテーマにした客室があり、宿泊客が好みの客室を選ぶことができます。タイプごとに階が分かれていて、手掛けたデザイナーもそれぞれ異なっています。あらかじめ好みの客室を予約することもできますし、当日空いている中から選択することもできます。
一番人気は「ウォーター」のようですが、筆者はあえてとても個性的な内装の「アース・エレメント・ルーム」を選択しました。エレベーターを降りると、深い落ち着いたブルーの廊下が続いています。不思議と大きな「地球」の中にいるような感覚になり、心が穏やかになる気がします。
扉を開けると、廊下と同じ色合いの壁に、同系色のたくさんの絵柄が描かれた壁が目に飛び込んできます。予想していたよりも主張が強くなく、「かわいいー!」というのが筆者の第一声でした。
アーチ形の入り口は、北東にあるタイの洞窟をモチーフにしているそう。また壁に描かれている絵は実際にある古代の壁画から取られているようです。
一番小さなタイプの部屋ですが、ベッドの脇には一人掛けのソファーもあり、部屋全体で曲線が多用されているので、それほど狭くは感じません。
ベッドの反対側には、曲線がかわいらしいデスクもあります。こちら側には壁画がなく、うるさくなりすぎない工夫がされています。
バスルームもとてもかわいらしいデザイン。
バスタブの他に、個室のシャワーブースも設置されています。
なんと鏡の部分にも壁画が描かれています。また、ミニバーのドリンク、スナックはすべて無料です。
そして、カーテンにも!!本当に至る所に壁画だらけです!でもどれもとてもかわいらしく、全体的にブルーと白でまとめられているため、とてもすっきりした居心地の良い空間です。