この春で放送開始1周年を迎えたTBS系の朝の情報番組『ラヴィット!』(月~金曜、朝8時~)。当初は不評の声があったものの、独自のスタイルを貫き続け、若者を中心とした人気番組に成長しました。
(画像:TBS『ラヴィット!』公式サイトより)
いまや飛ぶ鳥を落とす勢いの『ラヴィット!』ですが、話題になっているからと追いかけで見初めた人からは「ノリがわからない」と戸惑う意見もあります。連休で初めてラヴィットを見た、そんな方々のために番組の楽しみ方を改めて紹介します。
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【1】もはやラヴィット名物。ボケまくりの大喜利大会
『ラヴィット!』の代名詞と言えば、クイズの名を借りた大喜利。正答はそっちのけでボケまくり 、「そろそろ答えてください」というカンペが出ることでもおなじみです。
昨年10月に放映された『水曜日のダウンタウン』で「『ラヴィット!』の女性ゲストを大喜利芸人軍団が遠隔操作すれば、レギュラーメンバーより笑い取れる説」という企画も放映され、“大喜利番組”としての認知度がさらに高まりました。
クイズだけでなく、VTRに時々挟まれる番組のキャラクター“ラッピー”の無茶ぶりへの出演者の返しも、視聴者の楽しみの一つになっています。
【2】なすなか、チャン・カワイ……ベテランロケ芸人の話術
『ラヴィット!』では、他の番組ではあまり見ない芸人さんを見ることができるのもお笑いファンたちが見どころとしている部分。その中でも頭角を現しているのが、なすなかにしやチャン・カワイさん、タイムマシーン3号などの40歳を超えたおじさん芸人たち。
時折自身のネタを挟みながらも、様々な商品や話題のスポットを円熟味あふれる話術でレポートするその姿は、ラヴィット名物となっています。その重宝ぶりはロケVTRで同じコンビが週に複数回も出演することもあるほどです。